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2014年3月

2014年3月25日 (火)

平成25年度 静岡県清酒鑑評会出品酒のきき酒会

3月25日(火)の静岡県清酒鑑評会出品酒のきき酒会。
久々に伺いました。何年かぶりに伺ったのですか
会場が高級感あるホテルの一室だったので驚きました。
本当に無料でいいの?って恐縮してしまいます。
しかも今年は早く行ったので適当に並んでいたら
いつの間にかドアの目の前に押されていたようで
なんと開場と同時、先頭で会場入りしてしまいました。
よって約50種類、ほぼ全て試飲できました。
池谷 浩通さんの写真
『で、今年の酒はどうだったの?』とよく聞かれますが
正直言って、『みんな美味しかったぁ~』と言うのが本音です。
普段「名誉利酒師」なんて偉そうに言ってますが、
試験等で試飲する時は、勿論「気合を入れて」いますし
何より口に含んだ酒は「全て」吐いてしまいます。
それでなければ「味」など、比較出来るハズがありません。
でも今回は『勿体無いから、吐く訳無いじゃん~。』って、感じ。
また偉そうですけど、昔に比べると「不味い酒」無くなりましたねぇ。
昔は『わっ、なにこの酒!ヒネみたい。』とか
『これはカプがプンプン過ぎて気持ち悪い』なんてのがあったような気がします。
でもそんなのは、素人の「浅はかさ」か「幻想」かもしれません。
先日、尊敬する大先輩のBさんの日本酒に関するブログ記事を見て
「反省」したばかりなので。

2014年3月22日 (土)

白隠正宗さん「逆さ富士の日」試飲

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開栓当日。冷酒。

艶のある香り。少しツンとくる甘みある含み。旨みある味わい。

すっごい後のキレ味。スッ・キーンとキレッキレッ。

確か去年は「攻め」とも表示してあった気がする。

「甘み」「旨み」誉富士らしい「上品さ」。「繊細さ」。「大人しさ」。

でも後はスッキーン!とキレルる。

正直、今年の「富士山の日搾り」より

「逆さ富士の日」の方が好きかも。

そうか。322だから「逆さ富士」なんだ。洒落乙だなぁ~。

 

ストーブで熱燗。う、う、旨めぇぇぇぇ~!

「五臓六腑から海綿体にまで染み渡るぜェ~」

ハイ、久々に入りました…。
ってか、このセリフ、白隠正宗さんのお燗を飲んだ時しか

使わない気がするんですけど。

因みにこのセリフ、大昔の漫画の中のフレーズで

決して私が「下ネタ大好き」な変態な訳ではありません。

念のために。

開栓2日目。冷酒。

変わらず大人しめの香り。甘み、旨みある味わい

後のキレも変わらず。

でも昨日の印象があるので早く熱燗で飲みたい。

その前に「地獄のような」試飲が?

ふぐ皮のナマス。悪く無いけど

菜の花のお浸しのが合うかな。水掛菜の漬物と本鮪の刺身。いいね。

菜の花も水掛け菜も結構あくがあるものだけど全然負けないのはさすが。

この「懐の広さ」も白隠正宗さんの特徴でもあります。

お燗まだかな。あ、あくまでも「試飲」ですからね。

日本に22人しかいない名誉利酒師ですから。

(世界利酒師選手権・関東地区予選・決勝にも進めず敗退)

(静岡県利酒選手権、予選で素人にも完敗)

2014年3月19日 (水)

手取川さん「春 純米」 試飲

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開栓5日後位。冷酒。上澄みのみ。
大人しめの香り。「甘み」「丸み」ある含み
繊細ながら太く出る、少し複雑な味わい。

穏やかながら微妙にキレる後口。

一言では表現出来ない、難しい味だ。

「山田錦の」「9号系の」判り易く
『ハイ!どーぞ!!』みたいのと全く違う世界。

攪拌してにごり酒。

甘い香りたつ。

全く違った飲み口。

フレッシュ感。爽快感。

こちらの方が判り易い美味しさ。

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なるほど。「上品な甘さ」か。正に。

上澄みのみを、得意のストーブやかんでかなりの熱燗にしてみる。

おおっ。これまた、全然違う表情。

麹の香り?がプンプンするのに「軽くて飲み易い。」

吟醸香のような「含み香」さえ見え隠れする。

バランス悪く無い。さすがや。

恐らく14号系から7号にまで到達する歴史の味わいが…

あ~理屈っぽい!!

飲んじまえ!!

 

2014年3月17日 (月)

紀土ーKID「Shibata's」純米吟醸 試飲

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本日10時購入。20時開栓。24時試飲。冷酒。
甘み帯びた華やかな香り。

果実のような甘み。フレッシュ感、ジューシー感。

お米から造った酒とは思えないくらい…って、ベタやねぇ~。

「ワインのような…」なんて陳腐な表現も

名誉利酒師として?蔵元さんに失礼なので使いません。

「生原ならではの滑らかで太い酸の出方が…」

いや、その書き方もなんか「鼻につく」な。

『20歳位のナイスボディのグラビアアイドル、

ボン・キュ・ボン!ハイどーぞ!!みたいな。

(実はトモチンより大好きな)コジハルみたいな「生生しい色気」が…。

いかんいかん。フェイスブックではなかったんだ。

実はこのブログ、結構女性ファンもいるんやでぇ~。

変態がバレてるでぇ~。

ならば

『うーん。山田の50%で、9号はともかく協会1801号も、と言うことは

高エステル生成酵母なのでもっとカプがプンプンかと思ったが

思ったより、まろやかさと柔らかさがあり…』

なーんて「判ったようなこと」いくらでも書けますが

実はこの商品名「Shibata's」にもある柴田杜氏とは

昨年「酒のいわせ」さんの会でご紹介していただき、

しかもその後当店に来店後、三次会までご一緒して戴いたんです。

だからとても「判ったようなこと」書けません。

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あ、裏ラベルに「詳しく」「正確に」書いてありました。

失礼しました。お後が宜しいようで…。

 

追伸

本日開栓したばかりです。是非「試飲」に来て下さい!!

ブログ・フェイスブック読者、1杯サービス致します!!!

2014年3月10日 (月)

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2014年3月 7日 (金)

「英君」さん 特別純米酒 「袋吊りしずく酒」 試飲

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開栓直後。冷酒。

透明感と気品のある香り。

高価な吟醸香のような高貴な?含み香。

甘みある含み。凄いジューシー感。

甘み・旨み・辛み深い味わい。

「繊細で」「複雑な」後味。

これはいつもの「英君」さんと違うぞ。

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なるほど「鑑評会出品酒と同様に酒袋から自然に

滴り落ちる雫を集めました」んだ。

「酒舗よこぜき」の若旦那が『たおやか』と表現していらしたが

まさに言いえて妙。絶妙の表現ですね。

やはり「プロ」は違う。

温度が上がってくると落ち着いてきて

荒々しさ消え、滑らかさ出てくる。

ストーブの上のヤカンで結構な温度まで上げてみる。

『おおっ。旨い。』見事な燗上がり。

全然ぶれていない。さすがだ。

鰯の丸干し。結構なクセあるアテだが全然負けて無い。

正直、このお値段(3000円以下)では考えられないクオリテイ。

地元「金明」さんは勿論、静岡の雄、「開運」さんとも違うHD-1の表現方法。

なんて判ったように言ってみたりして。とにかく

「英君」さん健在なり。

2014年3月 3日 (月)

御殿場一の人気店で研修。

先日「INAHO」さんで行われた御殿場で2回目の「旬の会」。

あ、寝てる訳ではありません。

何とスタッフとして「研修」してきました。

いやぁ~。本当に勉強になりました。

あんまり早く行っても迷惑かな?と、思って

開店数時間前に伺ったのですが、殆ど仕込みは完成していました。

それでも邪魔しにきた「歳だけは先輩」の私、用に

チャント簡単な仕事を残しておいてくれてました。

が、センスの無い私が手を出したら

『バーニャカウダの野菜の配色が下手!』とか

写真

『焼おにぎりの形が変!』なんてオーナーに怒られっぱなし。

写真

営業が始まっても、奥様や女性スタッフの邪魔してばかり。

挙句の果てには洗い物や片付けもせずに席に座って飲んでました。

いったいなにしに来たのか。勿論無報酬だから許して下さい。
しっかし流石「御殿場一番」の人気店。お世辞抜きに勉強になりました。

いつもと違う目線。なるほどウチのスタッフもこんな感じでサービスしているのかな?

なるほど、こちら側から見るとこんなに「視点」が違うのか。

ウチのスタッフもこんな感じに苦労してるのかな。

何故こんなに人気があるのか。仕込みの大切さ。掃除の大切さ。

炭の熾し方。夫婦間の間合い。何をとっても私には敵いません。

いつ来ても大盛況。お世辞抜きに羨ましいお店です。

本当に心から勉強になりました。また教えて下さい。

2014年3月 2日 (日)

「金明」さん「しぼりたて」 試飲

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開栓直後。冷酒。

美味しそうな艶のある香り。

旨み・甘みある含み。

まっとりとした、味わい。

キリーンとした後のキレ。

えっ?なんか単語がおかしい??

「美味しい」では無く「旨い」酒や。

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今さら言うのもなんですが

「金明」さんは、もうだいぶ前から「全量純米」。17-18度。

しかも静岡酵母(HD-1)。

本当に勉強になります。

判ったようなコメントはとても書けません。

「富士山プロシュート」のサラダ。いいね。

程よい熟成の塩味がちょうど合う。お酒が進んでしまうで。

今度はちゃんとストーブのやかんで上燗。

『う、う、うめぇぇ~。。。』本当に旨い。

五臓六腑から海綿体にまで染み渡るぜぇ~。

はいっ!久々に出ました~。

お後が宜しいようで…。

2014年3月 1日 (土)

「金明」さん おり酒 試飲

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開栓一週間位?しかも最後の一杯。

少し味、変化しているかも。

牛乳みたい真っ白。甘い含み。

キリッとした味わい。

まさに「にごり酒」って感じ。

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『旨口(甘口)のにごり酒です』とラベルにあるが、

確かに旨み、甘み強いが「甘ったるく」無い。

むしろ後味爽やか。

正直、私は 日本酒の中で唯一?「甘ったるい」にごり酒がダメかも。

初詣でよくある「甘酒」も飲めません。

でもこれはいける。スイスイいける。

残りわずか、邪道だけどレンジでお燗。

あっ!旨っ!!全然甘くないぞ。

凄いなこのお酒。

さすが金明さん。

「チーム御厨」(仮称)も宜しくお願い致します。

「ふぐでナイト」にむけ、天然トラフグ「超」大物入荷。

本日3月1日(土)の「ふぐでナイト」に備え

沼津港より天然とらふぐが入荷!

しかも3キロクラスの「超」大物!

写真

先日新聞に10キロ以上のが出てましたが

味はこちらの方が遥かに美味。

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尾びれがキレイなのが天然の証拠。
(養殖は狭い水槽で育てられるので共食い?してガタガタ)

残念ながら白子ではなかったですが

写真

白子だけ注文すれば1個何千円の世界。でも卵巣は食べれません。

ちょっとグロい写真でごめんなさい。

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アカメフグなんてのも入荷。

このフグ、私的にはトラフグの次に旨い!と思います。

スーパーで売ってるお刺身のフグは99%養殖のトラフグ。

そんなのより遥かに旨い。しかも安い。

 

そーだ。なんで「ふぐでナイト」なの?って県の職員さんに聞かれました。

「肉の渡辺商店さん」の「にくバル」と同時開催の意味は勿論ですが

実は遠州灘はじめ駿河湾だって静岡県でもフグはいるんです。

でも今までは下関に持っていって「下関のふぐ」として高値に。

しかも、冬の時期沼津とかではトロールと言われる漁もあるので

色々なフグがあがる時もあります。

しかし、免許がある人しかおろせない=買えない。から

市場でも敵が少ない=安く競り落とせる場合が多い。のです。

先程も言いましたが、スーパーで売ってる刺身のフグは99%養殖のトラフグです。

しかも「下が透けるように薄くひいて」ありますよね。

そんなもの食べたって味なんかある訳ありません。

ポンズと食べたらポンズの味しかしないはずです。

営業的に枚数を増やす=原価率をいかに下げるか。だけです。

当店はわざと少し「厚めに」ひきます。だってその方が絶対旨いから。

勿論、豊後か淡路などの「たちのいい」天然のトラフグを超・薄切りにして

長嶋監督みたいに「ガー」っと何枚かまとめて食べるのが最高です。

でもそれでは「何万円」もかかります。

それは師匠の店、沼津の「まきじ」さんに行ってやって下さい。

御殿場ではそんなことやっても誰も来ません。

あれ?これフェイスブックでなくブログだっけ?
いかん。また書き過ぎた。同業者の皆さん「話半分」で聞いてね。

とにかく「ふぐでナイト」絶対お得です。

しかも日本、いや世界に22人しかいない名誉利酒師

(世界利酒師選手権・関東地区予選・決勝にも進めず完敗。)

が選んだ地酒も格安で。是非お待ちしております。

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ハイ!今、ふぐと眼が合った人。必ず来て下さい。

来れば必ず3月はイイ事ありますよ。

Photo

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