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2013年12月 6日 (金)

「きぬむすめ」の衝撃!

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先日参加させていただいた、お米日本一コンテスト。

審査員のお土産に一人一袋ずつ

出品されたお米を戴いたのですが、

家に帰って開けてみたら

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焼津の村松さんの「きぬむすめ」でした。

この「きぬむすめ」

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最終審査のベスト30のなかで、25個がコシヒカリ系のなか

(他は「ササニシキ」と「にこまる」のみ)

見事、ベスト6の決勝まで勝ち残り

(こしひかり以外では唯一)

見事、静岡県知事賞と最高金賞を受賞したモノです。

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最前列左端が村松さん。

審査員の守秘義務があるのかどうか知れませんが

ココだけの話、最終の審査員会議の得点では

全体の3位!の評価でした。

勿論、静岡県勢では過去最高の順位です。

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私の決勝審査の評価もやはり3位。

コメントは「粘り強く美味しい。少しやわらかめ…」

でも審査での試食はほんの少しなので

今、日本で3位のお米をジックリ食べる機会なんて

そうそうは無いぞ!なんて思ったのですが

まてよ、これは自分だけ食べて喜んでいる場合では無いな。

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やはり、コンテストにも生産者や関係者以外、御殿場から唯一?

勉強しに来ていたお米の専門店ナツガの夏賀君に

食べていただかないと、と、思い、少しお届け致しました。

実は昨年、静岡県産の「きぬむすめ」を一度勉強させて戴きました。

お米屋さんにお米を届けるなんて、会長に怒られそうでしたが

彼は五ツ星お米マイスター(外部サイトへリンク)でもあるし

御殿場の業界の未来の為にも!

今後も一緒に頑張って行きたいと思います。

 

そして定休日にフグの仕込みをしながら

残ったお米を土釜で炊いてみました。

 

食べてみてビックリ!!

『な、な、なんという美味しさ!!』

お米の時は「少し小さめの粒かな?」なんて思ったのですが

ご飯になると、シッカリと綺麗な形になっています。

私の大好きな少し軟らかめで

粘りもあり、甘みも旨みも充分感じられるタイプ。

寿司飯に合うかは別として

コシヒカリ系の重さもあまり感じられません。

 

「大人しさの中」に「シットリとした個性」があり

決して「出しゃばらず」、でも「強さ」もある。

バランスがとれた凛とした女性。

正に「絹娘」、純粋な日本女性のようです。

こーいうタイプ、私は大好きです。

って、女性が?では無くお米がですよ。(汗

 

このお米は売れる。間違いなく売れる

勿論今回は村松さんの卓越した技術もあるでしょうが、

この品種、生産さえ上手く出来れば(それが難しいでしょうけど)

「つや姫」や「にこまる」クラスの人気には直ぐにでも、

いや、それ以上の可能性を感じます。

 

『これだから素人は困るんだよなぁ~』

食味鑑定士や穀物研究所、五ツ星お米マイスターなど

そうそうたる、「プロ中のプロ」である審査員の方に

こんな下らないブログのコメントが見られたら、怒られそうですが

「素人」だからそう言いきっても、許してね。

 

この日のおかずは嫁さんが作ったカレーだったのですが

『そ、そんなオカズでは、このお米に失礼だぁ!』

と、一人叫んで

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急遽天然ふぐのブツ切りにアオリイカ・中トロのお刺身

田代耕一さんのワサビと、天野醤油さん甘露醤油。

「世界に誇る」地元の食材と

静岡県知事賞「日本3位」のご飯。

『最高でーす!!』

 

(今年では無く「数年前の」阿部口調で。)

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