「肉の渡辺商店」さんの29バルに乱入!
え、なんで29BARに?って、だって29(フグ)ですやん!!
『みなみ妙見29(フグ)バルat渡辺ハム工房』ですぅ~。限定(^O^)食!しかも格安?の●●●円(当日のお楽しみ)でっせ!絶対お得ですぅ~。みんな「肉の渡辺商店」さんへ急げぇ~。
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え、なんで29BARに?って、だって29(フグ)ですやん!!
『みなみ妙見29(フグ)バルat渡辺ハム工房』ですぅ~。限定(^O^)食!しかも格安?の●●●円(当日のお楽しみ)でっせ!絶対お得ですぅ~。みんな「肉の渡辺商店」さんへ急げぇ~。
いよいよクリスマスですね。御殿場駅前の「不二家」さん。小中学校の同級生のお店です。是非皆さん買いに行ってください『妙見の池谷君に…』と言えば何かイイ事あるかも…!?
購入日。開栓直後。冷酒。
「プシュッ!」と開栓時。甘みある香り。
何とフレッシュな含み。
「果実のような」なんて陳腐な言葉では失礼?
程のジューシー感。
「甘み」「旨み」「味乗り」
さ、さすがとしか言いようがありません。
「普通酒」と表示する意味!
正に「しぼりたて」「出来立て」
こ、こんなお酒「普通に」売ってしまっていいのだろうか。
口の中でまだピチピチと跳ね回っている。
それでいて「無濾過・生原」の重さ、全く無し。
大袈裟かも知れないけど
このレベルのお酒をこの値段で出されると
『正に芸術品!!』としか表現出来ない。
私の造ったツマミとの合性がどうのなど
書くのも失礼な技術レベルでは。
恐れ入りました。名誉利酒師、出直して参ります。
で、開栓直後4日後位。冷酒。
あ、だいぶ落ち着いてきた。
炭酸感、ピチピチ感あまりしなくなってる。
だいぶ表情違うぞ。
ラベルにも「開栓後はお早めに…」と書いてあるように
開栓直後にピークを合わせて仕込んでいるかも。
でもお燗。旨い酒は旨い。
「天才」が造った芸術品に陳腐なコメントは似合わない。
先日の静岡市への研修?!
夜の部は業界では有名な!人気店、「うず」さんでお勉強です。
第一の目的はこれ。「元気野菜のシャブシャブ」です。
青味大根・紫大根・ター菜・里芋そして「噂の」蓮根、等々…
12種類位あったでしょうか。
椎茸や水菜も、そこいらのモノとは違います。
昼間、高橋さんの蕎麦をシッカリ食べていたし、
(私は「2度と食べれない」と思ってお代わりまで…)
2人分で結構な量があったので
『これはチョット食べきれないかもね。』なんて話していたら
ペロッと、難なく食べきってしまいました。
冬季しかメニューに無いようですが
この時期に「あえて?」太葱系を入れない意味。
「あえて?」塩やポン酢などの薬味を出さない意味。
す、凄いですねぇ~。(同じ「仕事人」でも大違い!)
こんなボンクラの私でも、一通り食べ終わると
「なぜか」判ったような気がしました。
人参でも大根でも皆、味が違う!
今後、当店で
『地元野菜のシャブシャブですぅ~!』
なんて得意げに出てきたら
『あ、あれですね。』なんて言わないでね。
い、一応、現在も、金華豚のシャブシャブは
当店の人気定番メニューですから。
でも本当に勉強になりました。
その後も
これまた「噂の」ドライエイジングビーフ!
萬幻豚!
あれ?おなかイッパイだったのに…
そして勿論「名誉利酒師」ですから(笑
こちらのお勉強も…。
ああ「早瀬浦」ね。この「浦底」美味しいよね。
なーんて、浅はかにも知ったかぶりしていたら
何と独自に?何年か寝かせたモノでした。
さすがですねぇ。
その後、調子付いて!?
何種類か「勉強」させて戴き
実は一番飲みたかった、これ
「どぶ」まで出てきました。
さすがご主人判ってらっしゃる!!
開栓3日目。冷酒。
旨そうな香り。甘みある含み。
果実のような甘みの後、直ぐに辛さくる。
決して甘口では無い。
なにか樽酒のようなフレッシュさ、香ばしさ。新しさ。
「ジューシ感」「透明感」「後口の潔さ」
黒龍さん健在なり。って感じですなぁ。
言葉では簡単に言い現せ無いけど
確かに「格」と言うか「黒龍ワールド」感じる。
いよっ!待ってましたぁ!!
白隠正宗さん25BY一発目。
待ちに待ってましたよ~。
開栓直後。御殿場だと常温でも冷酒。
落ち着いた香り。落ち着いた含み。
旨みと艶のある飲み口。奥深く懐広い味わい。
繊細ながら確かなキレある後味。
う、旨ぇなぁ~。「美味しい」では無く「旨い。」
「旨み」「丸み」「奥行き」
口の中で温度上がってくると吟醸香すら感じる。
しかし、この程度で喜んでる場合では無い。
石油ストーブの上のヤカンで熱燗。
う、う、う、うめぇ~~~。
なんか上質のスープ飲んでるみたい。
白隠さん飲むと何か食べたくなる?で、冷奴は勿論のこと
偶然あった塩味のマーボー豆腐にも合う!
ってか「なまじの」あてなら、どんな相手でも「ピタッ」と合わせてくる
「懐の深さ」が白隠正宗さんの特徴でもあります。
あ、ヌル燗だと逆に辛みとか感じるかも。
当店の酒の会でも「ご本人が」結構温度上げてお燗してるのを
何度も見ているけど、やっぱり「意味ある」のか。
開栓二日目。ほぼ冷酒。
穏やかながら品のある香り。穏やかな含み。
キリッとした味わい。綺麗な後味。
一本「ビシッ」と筋が通ってる感覚。
やっぱり「あて」が欲しくなる。
冷奴。葱。上花削り。合う。 ってか、相変わらず
『はい!どんな相手でも掛かってきなさい!!』と
黒帯の柔道着を着て、大きく手を広げて待ってる感じ。
生・桜海老も、鮑の肝も、地鶏のタタキも
どんな相手でも「バッタバッタ。」と軽くこなします。
『はい次は!』って感じ。百人組手?みたい。
なんという懐の広さ。
と言うか誉富士の凄さもあるかも。
いろいろ噂は聞いたけど
一発目誉富士で大正解だった?かも。
静岡県で生まれた誉富士。
食材豊富な静岡県の地酒にピッタリの酒米ですねぇ。
そして白隠正宗さんの誉富士の表現方法がお上手!!!
「静岡県一番の、誉富士の表現者」なんて言ったら怒られるかな。
宮田さんや、高嶋君の顔が浮かんできます。
やっぱり熱燗の方が旨い。
『チョットやそっと温度上げたからって、すぐにヘタルような
やわな酒はウチは造ってませんけど何か?』
(維新との合流回避直後の渡辺代表、風に)
と、高嶋君に言われてるみたい。
『恐れいりました。名誉利酒師、出直して参ります。』
開栓当日。冷酒。
穏やかで艶のある香り。
口に含むと軽い甘み帯びた吟醸香。滑らかな飲み口。
穏やかで、柔らかな味わい。穏やかな後口
全体的に「穏やかさ」「滑らかさ」「柔らかさ」感じる。
落ち着いてバランスよい味わい。
「甘み」も「旨み」も上品に仕上がっています。
たぶんこれ合うな?と思って今日の営業中、
先付けで出した、「ふぐ皮と地柿・地大根の膾(なます)」
やっぱり、ドンピシャリ!だ!!
さすが全国で22人しかいない「名誉利酒師」だろっ?
あれ、実際の営業中はこの時まだビールだったなぁ。
まだまだだな俺も
(世界利酒師選手権・関東地区予選・準決勝敗退)
開栓6日目。冷酒。
穏やかながら甘みある香り。
果実のような甘みある含み。柔らかな旨み。
絹のような滑らかさ。懐深く、奥がある旨み。
全てに上品さ感じる。
失礼ながら、白隠さんらしくない?高貴さ。
こ、これは「モノが違うぞ」
何という口あたりの良さ。
お米も質が高そう。
このクラスの味わい、滅多に無いぞ。
生まれの良さ(素材の質の高さ)と
育ちの良さ(造りの旨さと熟成の良さ)感じる。
うーん。
いや、いつものように「素人の戯言」とは言いません。
いいものはイイ。これは間違い無い。
自信を持って断言できます。(名誉利酒師ですし…汗)
しっかし白隠正宗さんて凄いな。
『あ、その気になれば、こーいうのも出来ますけど。』
でもコッチ方面は『ちょっとアレですんで…』
と、余裕で言われているみたい。
やっぱりプロ、いや、「天才」は凄いな。
『駿河には過ぎたるものが……』
お客様でもあり、尊敬すべきソムリエ&利き酒師でもある
(でも本業はチャントした一流企業の社員です)Aさんから戴きました。
開栓直後。常温(御殿場では自然に冷酒)
開栓直後だから?強い香りはしない。
透明感ある綺麗な飲み口。
「直ぐに」キリッ!としたボディ。
す、鋭い後のキレ!!
こ、これほどキレルお酒も久々に飲みました。
正に『キッレキレッ!』ですなぁ~。
所謂「純米無濾過生原酒」だけど「重さ」全く無し。
で、お燗してみる。
『うっわ!なにこれ!!』
何という旨み・丸み・深み。全く違うタイプに昇華しました。
「でしょ。」Aさんのほくそ笑む顔が浮かびます。
さすがソムリエ&利き酒師。
選ぶ酒が違うなぁ。
同じ島根県でも「酒舗よこぜき」さんに教えて戴いた
松江市の「王祿」さんの品質の高さにも驚きましたが
この出雲市の「十朝日」(じゅうじあさひ)さん。
初めて勉強させて戴きましたが、懐の深さに驚きです。
『島根、凄いなぁ~』
開栓10日後。冷酒。
甘みおびた柔らかな香り。
甘みある含み。旨みある味わい。
スッキリと爽やかなキレ味。
開栓直後よりトップとボディに甘みと旨み乗ってる感。
しっかし旨い酒ですなぁ。
お燗するとさらに…
ってここで試飲中止。
この旨さ、一人でも多くのお客様に…。
大人しめの香り。透明感ある含み。
甘みおびて上品な味わい。
穏やかで甘みある、繊細な後味。
澤の花さんらしい、「華やかさ」「品の良さ」「美味しい甘み」
「とろみ」のような上品で甘みある含み味。
若い女性なんてピッタリのお酒だな。
偶然合わせたワサビ漬けなんかより
白身のお刺身や野菜なんかのが合うかな。
「名誉利酒師」なんてガラにも無く任命されてから
日本酒に対するコメントを「ちゃんと」求められる機会が増えました。
嬉しいけど、ちょっと大変です。
ヤカンで上燗。膨らみ出て旨い。
旨いものは何しても旨い。
開栓3日後。常温。
穏やかな香り。穏やかな含み。
穏やかな味わい。穏やかなキレ。
誉富士らしい、穏やかさ、上品さ。素敵です。
この直前に初亀さんのしぼりたてを試飲した事もあり
余計穏やかに見えるかも。
ぬる燗。う、旨い!
滑らかさ、奥行き、深み、数段美味しい。
誉富士って、凄いのねぇん~。
もの凄く世界が広がる感じ。
(別の日)試飲
結構熱燗。これまた旨い。さらに旨い。
さすが宮田さん!凄いお米ですねぇ!!(意味不明?)
結構上げてもいけますぜ。
10年位前?、誉富士が出たばかりの頃
森本さんご本人に誉富士について伺ったら
『どーも誉富士は本醸とか純米とかの方が向いてるようだぜ』
と仰っていたのを思い出しました。
イカの塩辛にも合うのなんの!
誉富士って、凄いお米ですねぇ~。
ムックラと山廃らしい香り。
丸み・甘みある含み。
美味しい甘さある味わい。
シッカリと繊細なキレ。あ、この山廃美味しい。
素直にそう思います。
判りやすく、美味しい山廃。
正直、金明さんって、と言うより御殿場の水って
速醸よりも山廃の方が向いてるかも。
なーんて素人が判ったような事…。
と言う、甚六お得意のセリフ(逃げ口上?)も
いよいよ使えなくなってきました。
「名誉利き酒師」なんてガラにも無いくせに…。
もう素人とは言えないのかもね。
当たり前だ!お前プロだろ!!それで飯食ってんだろ!!!
ですよね。ハイ。スイマセン。
お燗。さらに丸く滑らかに。
あれ?一段と色が濃くなった?気のせいかな。
昆布出汁みたいな色している。
常温よりも「ホンワカ」まーるい味わいだけどバランスいい。
いかん。もっとプロっぽく?
『やっぱり、かなり前から全量純米の根上さん。
さぞやボーメーの切らし方が難しいだろう…。』
いやいや。違うなぁ。
私は「酒造り」のプロ、では無く、「酒を売る」プロにならねば。
一般の方に、いかに美味しい日本酒を飲んで戴けるか。
誰でも判りやすく、意味が判る表現をしなければ。
『金明さん、地味だけど味わい深く、お燗でも美味しいですよ。』
全国3万2千人の中から「選ばれた!?」22人。
日本酒のことなら
『知らざあ言って聞かせやしょう!!』
秋田県秋田市のお酒です。初めて勉強させて頂きます。
開栓二日目。冷酒。
甘み帯びた透明感ある香り。
甘みと丸み、わた透明感ある含み。繊細な味わい。繊細な後のキレ。
山田錦らしい?華やかさ・甘さ・旨み、見事に表現されてます。
爽やかで穏やかな酸。と言うか「品のある」酸。
全体的に「上品」で、「雪のような?」透明感強く感じる。
キレイなお酒ですね。
正に秋田美人のよう。って、会ったこと無いですけど。
本当に透き通るような透明感。
これだけ清楚だと、逆に料理に合わせるの難しいかな?と思ったけど
意外に実家の大根に柚子味噌なんての合う。
メジマグロ(本マグロの子供)の刺身合わない。
ふぐ皮も合わない。やはりつまみ難しいか。
お燗してみる。
あ、お燗しても品がある。
天然ブリの照焼き合わない。
さっきのふぐ皮やマグロにチーズドレッシング掛けてみる。
なんか無理矢理。でも合わない。
「美人」とあるように、なかなか相手を選ぶかも。
『私に合わせるなら、それなりの…』という気品も感じる。
でも大好きなハムカツなんて強引に合わせたら意外にいける。
「お嬢様、意外に押しに弱い」って、感じ?
開栓直後。冷酒。
透明感ある飲み口。
繊細で優しい味わい。
穏やかながら余韻深く旨みある後口。
あれ?
今、出てる「金明」さんの他のシリーズとは全く違う?
なんて言っては失礼ですが
正統派中の正統派。
正に純米吟醸。これぞ酒。
『あ、速醸系で普通の仕事しろって言えば
これくらいはいつでも出来ますけど、何か…。』
って、根上さんご本人に言われているみたい。
白隠正宗さんの純米吟醸もそうですけど、
「普通に美味しいお酒ならいつでも。
でも僕らは、さらにもう一段上を目指してますんで…。」
って、感じがありありと見えて頼もしいですなぁ。
こんな素敵な蔵が地元に二つもあるなんんて、なんて幸せ…。
先日参加させていただいた、お米日本一コンテスト。
審査員のお土産に一人一袋ずつ
出品されたお米を戴いたのですが、
家に帰って開けてみたら
焼津の村松さんの「きぬむすめ」でした。
この「きぬむすめ」
最終審査のベスト30のなかで、25個がコシヒカリ系のなか
(他は「ササニシキ」と「にこまる」のみ)
見事、ベスト6の決勝まで勝ち残り
(こしひかり以外では唯一)
見事、静岡県知事賞と最高金賞を受賞したモノです。
最前列左端が村松さん。
審査員の守秘義務があるのかどうか知れませんが
ココだけの話、最終の審査員会議の得点では
全体の3位!の評価でした。
勿論、静岡県勢では過去最高の順位です。
私の決勝審査の評価もやはり3位。
コメントは「粘り強く美味しい。少しやわらかめ…」
でも審査での試食はほんの少しなので
今、日本で3位のお米をジックリ食べる機会なんて
そうそうは無いぞ!なんて思ったのですが
まてよ、これは自分だけ食べて喜んでいる場合では無いな。
やはり、コンテストにも生産者や関係者以外、御殿場から唯一?
勉強しに来ていたお米の専門店ナツガの夏賀君に
食べていただかないと、と、思い、少しお届け致しました。
実は昨年、静岡県産の「きぬむすめ」を一度勉強させて戴きました。
お米屋さんにお米を届けるなんて、会長に怒られそうでしたが
彼は五ツ星お米マイスター(外部サイトへリンク)でもあるし
御殿場の業界の未来の為にも!
今後も一緒に頑張って行きたいと思います。
そして定休日にフグの仕込みをしながら
残ったお米を土釜で炊いてみました。
食べてみてビックリ!!
『な、な、なんという美味しさ!!』
お米の時は「少し小さめの粒かな?」なんて思ったのですが
ご飯になると、シッカリと綺麗な形になっています。
私の大好きな少し軟らかめで
粘りもあり、甘みも旨みも充分感じられるタイプ。
寿司飯に合うかは別として
コシヒカリ系の重さもあまり感じられません。
「大人しさの中」に「シットリとした個性」があり
決して「出しゃばらず」、でも「強さ」もある。
バランスがとれた凛とした女性。
正に「絹娘」、純粋な日本女性のようです。
こーいうタイプ、私は大好きです。
って、女性が?では無くお米がですよ。(汗
このお米は売れる。間違いなく売れる。
勿論今回は村松さんの卓越した技術もあるでしょうが、
この品種、生産さえ上手く出来れば(それが難しいでしょうけど)
「つや姫」や「にこまる」クラスの人気には直ぐにでも、
いや、それ以上の可能性を感じます。
『これだから素人は困るんだよなぁ~』
食味鑑定士や穀物研究所、五ツ星お米マイスターなど
そうそうたる、「プロ中のプロ」である審査員の方に
こんな下らないブログのコメントが見られたら、怒られそうですが
「素人」だからそう言いきっても、許してね。
この日のおかずは嫁さんが作ったカレーだったのですが
『そ、そんなオカズでは、このお米に失礼だぁ!』
と、一人叫んで
急遽天然ふぐのブツ切りにアオリイカ・中トロのお刺身
田代耕一さんのワサビと、天野醤油さん甘露醤油。
「世界に誇る」地元の食材と
静岡県知事賞「日本3位」のご飯。
『最高でーす!!』
(今年では無く「数年前の」阿部口調で。)
いよいよ「和食」が世界遺産になりました。本当に日本一の「食材の王国」であり、日本一、お茶を飲み、ご飯をたべる静岡県。なんと恵まれた土地に我々は住んでいるのでしょう。そして眼の前にはもう一つの世界遺産、富士山が!
私も日本料理アカデミーの末端会員でもありますので、もっともっと精進致します
厨房で調理人たちに和食の無形文化遺産登録を伝えた「菊乃井」の村田吉弘さん(左)。厨房内は拍手に包まれた=5日午前0時15分、京都市東山区
和食の無形文化遺産登録を受け喜びを語る「菊乃井」の村田吉弘さん=4日午後11時58分、京都市東山区
私達夫婦にとっては「師匠」いや「親」みたいな存在のご主人。
とても偉そうな事は「全く」言える立場ではございませんが
フェイスブックでは無くブログでも、また敢えて
「言い切って」しまいたい衝動にかられます。
このへんでは間違いなく、
ダントツの日本料理を出すお店だと。。
あーまた言ってしまった。
そんな事いちいち言わなくてもいいのに…。
と、言われても、心からそう思うのだからしょうがない。
今回もっとも感激したのが、この小さなお芋さんです。
な、な、何という、「意味ある」味わい!
素材の素晴らしさ。(仕入の選眼)。
「下仕事」(下煮)の丁寧さ。(手抜きの無い仕込み)
「本仕事」(煮上げ)の旨さ。(技術力の高さ)
「仕上げ仕事」(焼締め)の上手さ。(持って生まれた性格の良さ)
たった一つの芋で、
これだけの「仕事の凄さ」を感じさせるなんて
なんて凄いことでしょう。
そして勿論『食べて美味しい!』
あまりの凄さに膝から崩れ落ちそうでした。
決して大袈裟で無く、こんな料理を表現出来る方、
このへんでいるのでしょうか。
県内では、やはり心から尊敬する浜松のBさん位しか
思い浮かびません。
あーまた怒られるなぁ。
自分の事はさておいて「判った様な」こと書いて。
この青味の仕事も見事でした。
こーいう地味な仕事が完璧だと感激します。
天然トラは故郷新潟のもの。
この前盛りの里娘も「意味ある」仕事だなぁ~。↓
↑判る?
だいぶ前(9月位?)に初めて飲みました。
簡単に言えば「エルブジ」監修ビールって事?。
注ぐ時の音がワインみたい
色は思ったより薄め。極め細かく纏わりつくようなクリーミーな泡。
こんな繊細で美味しい泡は珍しいかも
品のイイ香り。穏やかで品格ある味わい。あくまでも上品ですね。
後口も柔らかさと爽やかさが程よく余韻に残る。
鶏の唐揚げ。なんか合わない。
意外に日本料理、白身の刺身なんて合いそう。
これで原価800円か。店で売るとしたら1500円!?
そこまで出して飲む人いるかな。
確か少し前にロブションがエビスからビール出してたな。
少し似た感じだけど、それよりは上品かも。
ただしお値段も「数段」高いけど。
確かにビールっていうよりある意味「発泡酒」だな。
アサヒのスーパードライやキリンのラガーとは全く別次元の話。
しっかし、全然意味違うけど
地元御殿場の地ビールが500円ってのカワイソウだな。
このビール(798円)の真横で御殿場の地ビール(504円)
関係者が言っていたけど税金?だかの関係で
それより安く売れないとか。
原価にそれだけかけられるならいいけど
(遠い他県で造られた)大手のモノが300円以下なのに
同じ市内で造られたモノが500円以上で売らなければならない「仕組み」
なんかオカシイぞ。
消費者とすればそんな事は関係ないので
「大手の方が安くて旨い!」と誤解?してしまうわな。
美味しいベルギービールもそう。
なんだかんだで日本で買うときは高い値段で
しかも消費期限がやけに短く感じたりして。
なにか「大きな力」があるような気がするのは気のせい?
TPPも無関係では無い?
誰か頭のいい人教えて下さい。(専門学校卒)
「お米日本一コンテスト」2013
群馬県みなかみ町水月夜生産組合の林正輝さんが
見事日本一に輝きました。
最終審査に残ったベスト30を審査員15人で
予選から準決勝まで食べ比べ
決勝はベスト6を食べ比べるのですが
当然ながら「みーんな美味しいご飯」(さらに9割がコシヒカリ)ばかり。
しかも私以外は穀物検定協会員や食味鑑定士、お米マイスターなど
いわばプロばかり。そのなかで、唯一「素人」の私は
今回は、思いっきり楽しんじゃいました。
だって、これだけ美味しい御飯を食べる機会もそうはありませんから。
本当に勉強になります。
これがまた、いかにもボンクラな私でも
審査員などという場違いな役を何度かやらせていただくと、
何となく判ってくるんですねぇ。
『あ、これは…』なんて。
今回の最終審査も6点のうち、2点が図抜けた印象がしました。
私が採点表に書いたコメントが
1位「キレイな形、程よい硬さ、甘み・粘り、全てにバランス良い。
バランス感で頭一つ抜けている」
2位「形・香り・硬さ、素晴らしい。粘り強く美味しい。
1位とは好みの差」
『お~。審査員みたい。あ、審査員か。』
結果は2位に評価したお米が日本一。
1位にしたお米が2番目の得点でした。
『なんだ。なかなかやるじゃないの~。』
(誰も誉めてくれないので自画自賛。)
昔、清水のS先生に言われた言葉。
『自営業は誰も誉めてくれません。
自慢では無く、自信を持ちましょう。』
当日は、元・審査員仲間?の「ゆとり庵」のご主人、植田さんが
「ごはんの炊き方講座」をしていました。
こちらのご主人は有名な「ご飯炊きの名人」ですし
私は本当に審査員などという身分でもないので
ベッタリとこちらの講座に張り付いていたかったです。
しかも司会はやはり元・審査員仲間で、静岡の地酒でもお友達の
フリーアナウンサーの神田えり子さんでは無いですか。
別のブースでは「誉富士」で有名な宮田さんの、お姿も。
他にも戸田塩や御飯に合うつまみの数々
話題の「橘(たちばな)」なんてのも初めて実物を見ました。
「お米日本一コンテスト」IN静岡。
自分が参加しといて言うのもバカみたいですが
なんて素敵なイベントなんでしょう。
しかも初めての東部(沼津)開催。
でも、このイベントを何人の方が知っていたでしょう。
御殿場からだって、生産者やJAなどの関係者以外は
お米やさんでさえ、お米の専門店ナツガの夏賀さん
以外の姿は見えなかったように感じました。
勿体無い。実にもったいない。
同じ沼津で行われる「静岡地酒まつり」なんかは
800人から900人位のチケットが売れているはず。
私・的にはそれ以上の資質や可能性を感じます。
それだけのモノ、それだけの人物が集まっています。
12月には「和食」が世界遺産に認定されます。
富士山も勿論、世界遺産に。
日本で一番ご飯を食べ、お茶を飲む県、静岡県。
食材の豊富さ、豊かさも間違いなく日本一。
もう理屈こねてる場合ではありません。
確実に風は吹いています。
私が以前、SBS学苑1日講座で「世界に誇れる地元食材…」
なんて名打ってやったら、笑っていた同業者の方もいました。
『なにが世界だ…』と。
笑ってる場合では無いのですよ。
マジですよ!マジ!!
ある別・地域の同業者の方に言われました
あんたらは「宝の山の上に座ってるコジキだ!」と。
宝は自分の真下にあるのですよ。
やるしかないでしょう。
『知らざあ言って聞かせやしょう!!』
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