「農と食の結の会」②
私が選んだテーマは「箱ずし」です。

昔から伝わる伝統食で
田植えなどの農作業を手伝ってくれた人に
お礼の意味もこめて持たせる
いわば「振る舞い寿司」でしょうか。
と、判ったように書いてますが、実は私も一度も食べた事はありません。
このままでは「過去の遺物」になってしまうでしょう。
と、いうことで、いかに現代に、そして次の世代に…
なんて言いながら「ろくな」写真が無い。

これは店で製作中のところ。
ちゃんとした写真が無くて申し訳ありません。
今回の料理の一つのテーマである
今の忙しいお母さん達が「いかに簡単に」造れて
家庭で食べさせてあげる事ができるか、を意識し
子供さんが喜んで食べるように富士山の箱の器に。
一番下の茶色い部分は御殿場の大地を表現。
最近は「プロシュート」で有名な、渡辺商店さんの
豚と牛の合挽きを肉そぼろに。
普通は鶏のそぼろなどですが
御殿場は畜産、特に豚の名産地でもありますし
何よりお子さんの好きなハンバーグ味!ですね。
黄色の部分は春先に咲く菜の花畑を
横山鶏卵さんの「紅葉玉子」です。
鮮やかな黄色が出ます。
赤富士のイメージの赤い部分は
マグロの赤身の漬けです。
「魚栄」さんのキハダマグロを
「天野醤油」さんの甘露醤油他に漬けてあります。
本当の漬けは「何時間も…」って感じですが
「それだけで美味しい」天野醤油さんは
「数秒」絡ませるだけで充分。
それも「生の」マグロなら「風味」が違います。
そして、ちょっとお遊びで
一番上に頂に積もる雪に見たてて
刻み柚子を忍ばせたガリ(ショウガ甘酢漬け)を
左下には宝永山の噴火口?の栗の甘露煮を
あしらいに田代耕一さんのワサビの茎を
んーん完璧?
これなら若いお母さんでも簡単に出来ます。
しかし、見た目はシンプルでも
そこは仕事人?深ーい意味も潜んでいたのです。
料理の基本でもある「五味・五法」の
五味、「甘い」「辛い」「しょっぱい」「酸っぱい」「苦い」
を、全て取り入れてありあます。
横山鶏卵さんの玉子の「甘さ」。
天野醤油さんの「辛さ」…
あーいかん。また理屈っぽくなってきた。
とにかく「餓鬼(ガキ)が喜んで食べる寿司を造れ。」
って事?
最後に登場した「大先輩」の五味さんのスピーチ見事でした。
我々の進むべき路を「提示」してくれたような感じ。
「歳だけは」私の方が上なのに
この男、「また」私より数倍も目立ってました。
テレビにも、いっぱい映っていたし(私は存在感全く無し)
相変わらず「嫌な奴」です。
イジイジ。グズグズ。
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