白隠正宗さん「50・50」試飲
開栓直後。まずは冷酒で。
艶のある香り。
強い含み。
フーアストアタック!って感じ ?。
ムッチリボディ。
深い含みと深いキレ。
しっかし「ふぃふてぃーふぃふてぃー」って凄い名前だな。
最初の感じだと辛口純米の印象が強いかな。
なるほど温度が上がるにつれ香りも立ってきた。
おお、口の中で転がすと
更に温度が上がり(口内お燗?)
いろんな味が出てくる。
面白いお酒だなぁ。
後味にも更にキレが。
「酒のいわせ」さんのご主人も言っていました。
「池谷さん、少し温度を上げてくと面白いですよ。」
正にその通り。
「スパークル」や「ひやおろし」は
温度も上げる間もなく、呑んじゃったけど(あくまで試飲)
これはジックリ飲まなければ失礼だ。
しっかし、岩瀬君の利き酒能力って、凄いものだ。
御殿場にこんな酒屋さんがあるのは「素晴らしい」
ん、なんだっけ?
そうだ白隠さんだ。
なんだなんだ?開栓してから1時間。
空気に触れ、温度が上がってきたら
「軽さ」や「滑らかさ」が出て来たぞ。
自分の舌が段々「鈍く」なって行くのは勿論の事だが
明らかに「飲みやすくなっていく」のは気のせいでは無い!!
白隠さんと言えば「つまみ」
今回も狙って食べたホウレン草やクレソンより
なんとミミガーがピッタリ!!
何と言う懐の深さ。
ちくしょーいくらでも飲んでしまうぞ~。
って開栓2日目。
昨日より常温に近いところから試飲開始。
おお、なんだ。艶のある強い香りの中にも
爽やかささと吟醸香のような香りも見え隠れする。
甘みと膨らみ奥行きある味わい。
太く強いキレ。
んん。石川や福井のお酒みたい。
でも「バランスの良さ」と、いくらでも飲めそうな「軽さ」は
正に「静岡のお酒」しっかり表現しているなぁ。
あきらかに開栓直後より2日目。
冷酒より常温の方が味わいが深い。
さすが岩瀬君。「的確な」お酒の薦め方するなぁ。
で、やっぱり開栓3日目。
どうしても「白隠さん」だけは
いつまでも試飲してしまうのよね、
ってか1回飲んだだけじゃ「絶対」判らないのが素敵なのよん。
ほぼ常温。
開栓直後よりあきらかに「滑らかに」「飲みやすく」なっている。
困っちゃうなぁ。
こんなに美味しいと「アテ」が欲しくなる。
また太ってしまう…!
罪な酒よねん。