研修の次の日は瓢亭さんへ。
朝粥です。
この時期は別館でいただけます。
以前の大改装の時に(別館は)一部を除き、
ほぼテーブル席になりました。
何と「あの」瓢亭さんが、そうする時代です。
(レベルは全く違いますが)私の新しい店も『迷い無く』
一部屋(四畳半)を除き、テーブルと掘りごたつ式にしました。
実は前日、若主人の義弘さん(君と呼ぶのもおこがましい)と
「重要な」会談をしていたので…。
って、来年の春ぐらいに、何か御殿場でコラボをできないか
「ご相談」していた、だけなんですけど。
3月のオープン時には全く何もイベント的な事はしなかったので
「一周年」の時に、何か皆様が喜ぶ様な企画を立てたいと、思います。
んん~。ブログで言ったからには、やらずにいられないぞ。
と、言うこともあり?
若主人直々に、本館の各部屋を案内してくれました。
(朝5時半からの、お弁当の仕込み明けなのに申し訳ないです)
400年以上前から存在する「くずや」。
の「水屋」。現存するだけでも凄いですね。
『ウソだ~。』と言われるかもしれませんが
今回の私の新店舗、瓢亭さんの茶室を「勉強」させていただきました。
勿論、同じレベルの物は造れるハズも無く
また、下手に真似て「エセ」や「ニセ」になるよりは
全く違う顔をしていても
その「精神」が少しでも流れていればいいのですが…。
でも「見る人が見れば」判るといいな。
↑判る?
何が???。
「四畳半」に拘った意味も、ここにあります。
な~んて偉そうな事、言える程の人間でも無く。
でも、今回久々に義弘くんと(君と呼ぶのは失礼ですが)
じっくりお話する事ができ、本当に光栄でした。
傍から見れば日本を代表する「大料亭」の十五代目、
さぞや「悠々自適の生活で…」なんて思いがちですが
『店を修繕する度に「多大な」費用が掛かって』とか
『仕入れは先払いだけど入金は数ヶ月後で大変です。
お節のお代なんて2月頃ですよ』
なんて言葉を聞くと
『京都の「大料亭」も田舎の小さな店屋も
苦労は同じなんだなぁ~。』
と、変に感心したりして。
「禁煙」や「カード」についても勉強になりました。
本館のお座敷も
カパッと蓋が開いて足が入ります。
『革新』ありながらの『伝統。』
また、判ったような事書きたくなっちゃいますが
あ~。瓢亭って「あの本」で☆☆☆とったんだよね~。
お昼の「松花堂」食べた事あるけど~。
って方、多いと思います。
10年位前までの私もそうでした。
20年位前には当時まだ新宿の紀伊国屋でも売ってなかった
「あの本」のフランス版(勿論日本語版では無い)を買い
単身渡仏して当時の☆☆☆を食べ歩いたりして
「判ったような気」になっていました。
でも、現在の日本版は一度も見たことも
「手に取った事すら」ありません。
そんなモノで語られるほどコチラの凄さは…
って、それでも☆☆☆取っちゃう
ところがまた凄いですね。
この男はもっと凄いかも…。