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2011年12月16日 (金)

「寫楽(しゃらく)」さん純米吟醸試飲。

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「酒舗よこぜき」の若主人より

私が全く知らないお酒を教えて戴きました。

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福島県会津若松市の

「寫楽(しゃらく)」というお酒です。

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「国産米」なんて表示、面白いですね。

なんて無知な私が言ったら

今、「原産地表示どうたらこうたら?」とかで

そう表示しなければいけないそう。

そー言えばウチもそんな「指導」が来てたような。

 

開栓2日目。冷酒。

無色透明。甘みある香り。吟醸香も立つ。

丸みある艶やかな含み。

透明感もある。

米の甘みと旨味。

見事なバランス。

しっかりとして確かなキレ。

山形系のような「華やかな甘み」では無く

福島らしい「優しい甘み」

見事な「透明感」

嫌味無く、繊細且つ確かなキレ。

飲み飽きしない見事なバランス。

一般の素人からプロの業界人まで

理解し易く「素直な表現力。」

正に「純愛仕込」?!

これは凄い酒だ。

久々の「超・大型新人」って感じ。

この酒は売れますぜ。

同県の「飛〇喜」さん、いや

「十◎代」さんクラスまで行くかも。

そんな可能性さえ感じるお酒です。

初めて飲んだお酒の中では今年一番かも。

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開栓3日目。冷酒。

穏やかながら甘みある香り。

繊細で「丸み」「甘み」ある含み

繊細で上品なボディ。

繊細でバランス良いキレ。

(「繊細で」と3度重ねてます。念の為)

口の中で、温度が上がってくると

華やかさ、「吟醸感」出てくる。

表示していないので解らないけど

山田では無く、五百万石かな。

 

わざとレンジ燗。

凄い「麹」の香り。

ん~ん。旨い。

こりゃビックリした。

下手な酒はレンジ燗すると

バランス崩したりするが

見事な「燗上がり」。

「素直に」「素直に」「素直に」

美味しい。

いくらでも呑めてしまう。

呑み飽きしない見事なバランス。

 

「フグのタタキ」にも合う。

って贅沢なツマミだな!と、言われそうですが

実際は一切れだけですから…。

でも久々の「超・大物」

の予感を感じさせる資質。

 

「若」の話によると、実は5年以上前から

交流はあったそうですが

『納得したお酒が出来るまでは

横関さんに出さない!』と言われ

待ち続けたそうです。

そして業界関係者向けの

全くのブラインドでの試飲会

「仙台日本酒サミット」で

2年連続の1位。(全131種)

正に『満を持して』の登場です。

 

10数年前、「酒のいわせ」さんに

「醴泉」さんを教えて戴いた時

クラスの出会いかも。

 

これは伸びるよ~。

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