お友達

« もう忘れている…? | トップページ | すいません…。 »

2011年6月12日 (日)

本当の「地元」に素敵な「地酒」が…

先日行った静岡県東部七蔵地酒セミナーで

何が驚いたのって、

本当の地元、御殿場の金明さんです。

「金明」さんと言えば御殿場唯一の蔵。

(昔は市内に4蔵あったそうです)

しかも、ご自宅はすぐそば(組内)

奥さんは同級生(昔から美人で優等生)

あまりにも「地元」過ぎて…。

いや、勿論、昔から勉強はさせて頂きました。

20年位前に確か静岡市の名酒販店「Y」さんで

静岡酵母の第一人者K先生の指導のもと出した?

「金明水」というのが美味しかった記憶があります。Img_3629

「乙女ふじ」なんて、生の大吟醸もありましたね。

「富嶽泉」も2001年の大吟醸や

03年の純米吟醸がよかったです。

Img_3636

「酒のいわせ」さんからも

Img_3637

山田の大吟や

Img_3638_2

微発砲の「ささにごり」なんてお酒も

8%-9%の度数で面白かったです。

Img_3641

05年の8月頃出た「夏搾り」も

「真夏の甘い濁り」って感じでした。

Img_3642

「富士自慢」って酒も出しましたね。

実はこの「富士自慢」って名前

知る人ぞ知る「ブランド名」なんです。

あの伝説の名杜氏・波瀬正吉さんが18歳から10年間

御殿場で修行していた蔵が、出していたお酒です。

また、数年前「しずおか地酒研究会」の会合で

静岡市に行った帰り、日本酒業界では有名な松崎晴雄さんに

帰りの新幹線で「2人きりで」ずっとお話しを伺いました。

そのとき松崎先生が

『大学時代初めて飲んだ日本酒が

御殿場の「富士自慢」でした』と仰っていました。

当時の蔵はもう無いので

所謂「復刻版」で金明さんが出されたのでしょう。

味わいも、ちょっと「昔っぽかった」のですが

ふぐのヒレ酒にしたら意外に濃厚に仕上がって

とても面白かった記憶があります。

Img_3644

去年の「活性おり酒」や「若水」も

印象的でした。

 

そんな「前置き」はともかく

Img_3499

このセミナー当日は蔵元自ら

Img_3505

5種類のお酒を出されていました。

Img_3502

今年2月の「金明」さん蔵見学ツアーのお客様の時に

初めて勉強した山廃なんかもありましたが

(その時バカな私は『山廃始めたんですか?』と

「無知な」質問をしたら

『あ、昔やってましたから…』

そ、そうですよね。創業百数十年の蔵元さんに

なんてバカな質問をしたのかと今でも恥かしい…)

Img_3504

何と言っても驚いたのがこれ。

「富嶽泉」の純米です。

何というバランスの良さ。

正直、僕は金明さんについて

何も知らなかったのかもしれない。

と思えるほどです。

ブログに書くと問題あるといけないので

「造り」などは詳しくは書きませんが

これは「一から」勉強し直さなければいけないなぁあ。

本当の地元にこんな素敵なお酒があったなんて。

« もう忘れている…? | トップページ | すいません…。 »

食べ歩き」カテゴリの記事

④まだまだ研鑚中…」カテゴリの記事

日本酒」カテゴリの記事

御殿場」カテゴリの記事

②しずおか地酒」カテゴリの記事

①地元のF1食材」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。2月の金明さんの蔵見学の後、昼食会でお世話になりました熱海のSです。
震災で、日変になったSBSの日本酒講座が、いよいよ明日(16日)までに迫り、ワクワクしております。S先生のブログによると『ふじのくに地元食材・・・・』との事で、期待感が更に増しております。 当日はよろしくお願いいたします。

おお、熱海のSさん!
コメントありがとうございました。
ブログ内でも絶賛した「富嶽泉」の純米も携えて
沼津まで行きますよー。
期待を裏切らないように頑張ります…。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本当の「地元」に素敵な「地酒」が…:

« もう忘れている…? | トップページ | すいません…。 »