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実際会った事のある人なら判ると思いますが
私は「普段は」とっても口下手で
自分でも何を言ってるか、よく判らない時もあります。
(「そうそう」って、笑うところではありませんよ)
朝、起きた瞬間から
夜、寝る寸前まで
マシンガンの様にしゃべっている
ヨメさんがうらやましい…
(笑うところです)
そんな私ですが、
今週はなんせ春の食の都 仕事人ウイーク。
でも、誰もそんな事知らないので
慣れない営業活動をしなければなりません。
勿論、店が常に繁盛していれば「営業」なんてしないで、
本来の「実務」に集中するべきです。
『今日来た鯛は、どうオロシて何時間昆布締めして…
あの鯖は脂がのってるから、あと何時間塩をして… 』
それが本来の調理師としてあるべき姿です。
でも、黙って店で待っていても、
お客様が来てくれる時代ではありません。(私の店だけ?)
普段私が、ネクタイ姿でウロウロしているのも
仕事の合い間にすぐ営業にいけるからです。
別に変態だからではありませんよ、ホント。
どんな業種でもそうでしょうけど「営業」って大変ですね~。
いきなり知らない所に入っていって
簡単に注文がもらえる訳ありませんし。
知ってる処ばかり行ってもしょうがないし。
特に難しいのが相手が女性の場合。
男性の場合は自分も経験がある人が多いせいか
「表面上だけでも」上手くあしらってくれます。
ところが女性の場合
ケンもほろろ、まったくゴミ扱いされる時があります。
忘れられないのが、今から数年前、
市内にできた某店の御殿場店に「営業」に行ったら
女性の店長が『はあー?』って感じで、
名刺すら受け取ってくれませんでした。
勿論その時は頭を下げて退散しましたが
普段怒らない分、「キレる」と絶対に相手を許さない私は
次の日に「お客様」として堂々と
その店に行き、店長の前で買物をしました。
勿論、別に暴れたり怒鳴ったりしませんよ。
でも普段の日は昼過ぎから夕方までの間でも、
さすがに営業している暇がある時は少ないので、
現実は「夜の営業活動」が多くなります。
余った食材でお寿司やチラシ寿司にして、
「差し入れ」がてら「営業」を…なんて考えても
これが本当に難しいんですね。
店の営業時間後ですので、当然早くても9時過ぎてから。
この時間からだと、持っていく先は限られてきます。
昔は時間的には丁度いい、「夜の」商売のお店に届けたりしてみたのですが、これが「売上」に結び付かないのは、勉強してきました。(個人的な人気は出るのですが)なんせ、その方面のメインの時間帯は、当然こちらの営業終了後。
夜勤のある、病院やホテルなら…。と思うのですが、
これも意外に昼に結び付かない。
と、言って御殿場で個人のお宅に、
夜の9時過ぎに伺うのは「非常識」です。
そこで、数少ない、その時間でもまだ仕事をしている
「知ってる人」のところに届けるのですが、これもまた難しい。
特に相手が、ヘタに「若い」女性だと、
また「この人、私の事を狙っているのかしら…」
いちいち、
『え~私にはシャベロクの妻と5歳のクソガキがいまして~好みのタイプは優香ちゃんで~あなたはどっちかって言うと優香って言うよりハリセンボンのハルカって感じで~』
と言う訳にもいかず…。
とにかく今週は集中的に営業しました。
「夜の営業活動」も毎日のように行きました。
でも夜の10時頃に、車で市内をウロウロしてると、
フト思う時があります。
『オレはいったい何をしてるんだろ。
昔はこの時間には飲みに行っていたのに…』
と、いうワケで
金明さん
見学ツアーの、ご一行様がご来店。
事前の打ち合わせでは
「10数人ですから3升で足りるかな…」
なんて感じでしたが
それは皆さん「その道」の方ですから
軽く6升以上飲まれました。
それでも、まだまだ「酒が足りない!」
っていう感じ。
さ、さすがですね
この日は、(話題の主役)熱海のSさんはじめ
20代?の女優さんのようなキレイな女性数人から
70代?の博識のご長老まで
本当に幅広いメンバーです。
(ちょっと写真がボカシ気味なのは
「個人情報」と「守秘義務」の為?)
某先生も珍しく(普段講座では飲めない)
泥酔寸前?
衝撃写真もありましたがブログでは公開できません
と、言う事で時間が過ぎ
最後に妙見堂にお参りまでしてくれました。
でも御殿場の寒さにビックリしたみたいです。
とにかく皆さん、沼津や富士・熱海から
わざわざ電車でありがとうございました。
なんて安心している場合ではありません。
来月3月24日(木)、また沼津に行かねば。
つづく…
少し前の事ですが、ある日の夕方、
ボンヤリとテレビを見ていると
なんと清水の「すずき酒店さん」が
出てるではないですか。
「すずき酒店」さんhttp://www.sake.ecnet.jp/の
鈴木さんhttp://sake.no-blog.jp/suzuki/と言えば、
日本酒学講師・日本酒コーディネーターとして
静岡県内では有名な方です。
確か去年は鑑評会の審査員まで勤めたはず。
そんな彼ですが、
実は10数年前の、「某」ワインスクールの「同級生」です。
懐かしい~。皆で「オーミラドー」行った時ですね
シノンが美味かったなぁー。
そのワインスクールとても面白かったです。
試験なんかもあって勉強したけど、
その蓄積は今も頭の片隅にあるのだろうか…。
そうだ、とても印象的な授業がありました。
全員タオルで目隠しをしてから、先生が
(少し冷やした)赤ワインと白ワインを配ります。
テイスティングすると、あら不思議。
これが「まったく」違いが判らないんですね。
評価や評論なんてそんなモノ、というか
人間における「視覚」の重要性って大変なモノですね。
とにかく彼は、いつも一番前の席に座って、
とても優秀な「生徒」でした。
ルックスもよく、おシャベリもとても上手で、他の生徒さん(特に女性)にも人気の人で、
当時から存在感の無い私なんかと「大違い」でした。
その後、やはり彼はメキメキと頭角を現し
いつの間にかSBS学苑の人気講師になってしまいました。
テレビや新聞・雑誌などマスコミ媒体でも活躍しています。
また、今から数年前に行われた、
唎酒師の「世界一」を決める
「世界唎酒師選手権」では
彼が東海地区予選に出る事は事前に知っていたので
「回避」し、私は関東地区予選に行ったのですが
予想通り、彼は余裕でただ1人枠の、地区予選を通過。
私は『このメンバーなら行ける』と勘違いしたのに
緊張して「シャベリ下手」がもろに出て、
決勝に進めず。地区予選で敗退。
彼は最終的には日本人6位まで勝ち残りました。
やっぱり「できる男」は違うなあ。
なんて感心していましたが、その後
彼が「勉強の機会」としてか
SBS学苑沼津校の特別講師?に何度か呼んでくれました。
でも、あい変らず「シャベリ」が下手な私が
講座後落ち込んでいると
『池谷さん。自営業は誰も誉めてくれませんよ。
もっと「自信」を持って下さい。
「自慢」じゃなくて「自信」ですよ。』
チクしょーあい変らず、この男いい事言うな~。
実はこの方、10数年前にも「名言」を言っています。
『池谷さん。「結婚とは忍耐」ですよ。』
当時独身の僕は
『何言ってんの。結婚ってもっと楽しいモノ…』
なんて「甘い」考えでしたが
いざ結婚してみると
『まさに「忍耐」そのもの…』
とにかく、私とは「出来が違う」彼が
2月20日(日)「酒楽講座親陸会」の
「金明」さん蔵見学ツアーのゲストとして
地元の蔵元「金明」さんを訪問後
当店に来てくれるそうです。
こりゃあぁ大変だ。
つづく…。
なーんて言っても
名前すら皆知らないですよね。
でも調べて見ると
三島市では市のHPに名前を載せてくれたりhttp://www.city.mishima.shizuoka.jp/mishima_info/shun/shosai007733.html
富士宮市なんて祝賀パーティまで開いてくれたの?http://bio-s.net/pdf/fujinokuni.pdf
御殿場市では、今回の仕事人ウィークの参加店は
わずか3軒だけ
(問題あるといけないので、わざとぼかしてあります)
のせいか、全く話題にものぼらない?
いやいや、ガッチリ「営業」して何とかせねば。
と、思って
市役所に営業に行ったり
定休日前夜には
某ホテルには差し入れを兼ねて 夜の営業活動。も。
観光協会や銀行なんかも「攻撃?」しないと。
そうだ、「あの店」も。
また怒られるかな…
来る2月19日(土)~2月27日(日)
川勝平太・静岡県知事の強力な応援のもと?
「春の食の都 仕事人ウィーク」と称して
静岡県のなかでも選ばれた料理人が
静岡県産の食材を使って、「早春の富士山」をテーマに
(静岡県内125店、東京都2店)
当店では
「早春ちらし寿司弁当」と題して
(相変らず汚い字…)
水掛け菜やワサビをはじめとした地元野菜と
沼津港から入荷する地魚を含めた地「肴」を…
と、大そうな事も言いたいのですが
何せ昨年の小山町の台風災害と先週末の雪で
水掛け菜のいい物がまだ入荷しません。
「えっ、あそこのスーパーにあったよ」
なんて言われても1キロ1000円以上もするモノは
当店では「商売」として使えません。
ん~。どうしよう。
この時期御殿場・小山の食材と言えば
「水掛け菜」抜きに語れないですよね。
以前の記事「ふじのくに食の都づくり仕事人」表彰式①
にも書きましたが、私のようなヘッポコ人間が
(ヘンタイ人間では無いですよ。くれぐれも)
「ふじのくに食の都づくり仕事人」だそうで
とにかく、静岡県に選ばれた200人は
来月、全国に数万部発行されるガイドブックに
無料で(!)載せて貰えるそうで
先日、下書きの記事が送られてきました。
意外に思われるかもしれませんが
実は、よくあるガイドブックって
「店側が」お金を払って「載せてもらう」ものが多いんです。
勿論、有名店になると「出版側が」「取材させて下さい…」
なんて事もありますが、ウチのような無名店が
「●るぶ」みたいな全国で発売している有名誌に
「載せてもらう」と数十万円!なんて場合もあります。
(記事の大きさや場所などで、だいぶ違います。)
ともかく、ありがたいお話ですね。
静岡県さんから、選んで戴いたんですから
当然、静岡県産の食材をメインにしなければいけません。
そこで選んだのが
「地元野菜の握り寿司」
ありゃー下手っくそな握りだな~。形に「統一感」が無い。
昔、「次郎」のご主人が言ってました。
「どんなネタを握っても、
形や大きさが、ピシッと揃うようにしなければ…」
巻物なんか時間が経ってるせいか、切り口がヘラヘラ。
『もっと上手く撮ってくれたらイイのに』
なんて、カメラマンさんのせいにしたりして。
野菜の握り寿司は、今でこそ、そんなに珍しくも無いですが
構想だけなら10数年以上、いや、今までも店でチラチラと出してはいます。
しかし、男性のお客様にはイマイチ反応が…。
と、言うか現在のウチのお客様の年齢層が
圧倒的に中年男性=オジサン世代が多いのです。
来るべく?新店舗の為にも、
(特にランチタイムは)女性のお客様抜きでは、
今後の商売は成り立って行きません。
と、思い「センスの良い」若い女性に
「無理やり」モニターリング?する事、数十回。
「何で私に寿司をよこすのこの変態オヤジが」
と何度も変態扱いされながら、何とか形になった?作品です。
3月の発売が楽しみですが
記事の内容も、実際に取材した事と、だいぶ違ったので
図々しくも、大幅な訂正を求めてしまいました。
特に、私の顔写真が、本当に歪んで写っていて
まるで「痴漢で捕まった変態調理師・A」みたいに…。
こらこら。
誰ですか『そのままじゃないの…』と言った人は。
ありがたい事に、またご予約が。
これで何週連続休み無しなのか。
「いやー忙しくてイイね~。」だといいんですが、
普段ヒマなので簡単には「休めない」のです。
幸い遅い予約の時間なので、
昼は久々に山梨に。
「スーパーおたく」の我々夫婦ですが、
特に、ヨメさんが最近はまってるのが、
「ICHIYAMA」というスーパーです。
正確には「いちやまマート城山店」と言う店。
年末にはフォアグラ(!)を買いに
ワザワザ御殿場から行くほど。
私もブログで「スーパー」ネタをよく書いているように
(これが一番、無難?なネタなんです。)
あちこちの店に行った事がありますが
品揃えでは「近隣で一番(私達が行った範囲=御殿場・沼津・三島・富士・富士宮・山梨・小田原・他)」のスーパーだと思います。
この日も木曜の午前中とはいえ、駐車場は満杯。
特売日らしき日ですが、レジ8台もフル稼働です。
久々に「ジックリ」見ましたが
お肉やさんもイイですね。
大の「肉食系」のヨメが誉めるのも判ります。
特に「脂系」が好きなヨメは黒毛和牛や、ベーコンの固まり(キロ単位)たまに出るフォアグラがお気に入り。
なんと、自分が欲しいと思ったモノがあると、店長や主任?クラスの男性社員を呼び出し、値引き交渉します。
驚いたのが、スーパーには珍しく、
それに答えて値引きしたりします。
そりゃ「上代」が少し高めでも『半額!』なんて言われれば…
お客様の、目の前で餃子作ったりして演出も上手い。
正に「スーパーの肉売り場」ってよりも「お肉やさん」って感じ。
金華豚も山梨で唯一置いてあります。(平田牧場)
もっと凄いのが、お酒のコーナー。
ドンペリ(ロゼも)は勿論、7万3千円のマルゴーや
8万9千円のラトゥール(94年)なんてのも、
「ちゃんと」ワインセラーに置いてあります。
普通のワインや日本酒も、キッチリ地元・山梨産の
「まともな」蔵元さんをズラリ揃え、判り易く説明してあります。
お惣菜も充実してるし、店内のアナウンスも上手い。
御殿場で言えば「あおき」のチョット高級版?って感じ。
特に、カートが全く同じなのには、驚きました。
確か社長同士は友達?って噂を聞いたような。
店舗面積などが、だいぶ違うでしょうから
比較するのは「失礼」です。
でもよかったね、御殿場に進出してきたのが「●ギノ」で。
もし「いちやま」の、このクラスの店がドーンと来たら
まともにガチンコで…って感じ。
「大きなお世話」ですね。ハイ~。
その後はリサイクルに行き、昌ちゃんの服を。
そして、いつもの様に富士吉田の富士急で
ビアードパパの「ファンダンショコラ」を。なんて思ったら
なんと、店が無い!。
『先月も行ったのに、いきなり閉めるなんて!』と
ヨメは怒ってました。
昌ちゃんも大好きで
『パパ、昌ちゃんの分も買ってきてね』
と、きつく言われているので、怒られます。
『こりゃイカン。』
と、いうことで「ペーパームーン」へ。
いやー久しぶりだな~。10年以上前から
デートスポット(古っ)で有名だったなぁ~。
相変らず「お子様入店禁止」。
げっ、ケーキも1カット700円クラス。
相変らず「強気」なのね。
でも思わず独身時代を思い出しました。
ただし、口に出さないように。
(あれっ?確かヨメさんと来たんだよな…)
ある週はお弁当ばかり造り
ある週はせっせとフグばかりおろし
(これはシマフグ)
節分には「恵方巻」の巻物ばかり必死に!?巻く。
なんて書くと
いろんな仕事が出来てイイですね…。
と、言われそうですが、現実は違います。
『業態が絞り込めていない!』
『もっとコンセプトを明確に!!』
『顧客にアピールできるポイントを強く打ち出せ!!!』
いろいろな「先生」から怒られます。
『ハイ。仰る通りです。』
少し前の話ですが、節分の恵方巻。
ろくな宣伝もしなかったのに、想定外のご注文が。
ありがたいですよね。
なんて喜んでいたら、某スーパーは
予約だけで750本。総計で1000本以上売ったそう。
凄いですねー。
でも当日、某店員さんが、
『まったく、無理矢理買わされて…』なんて言いながら
ウチの恵方巻を買いに来て下さいました。
「数」や「量」ではとってもかないませんが
個人店は個人店なりの「戦い方」をすべきですね。
勉強になりました。
2月7日(月)店を終わってから
近くの薬局にお寿司を差し入れし(夜の営業活動)
出た処で車とぶつかってしまいました。
幸い大きな事故にはなりませんでしたが
やっぱり焦りますね。こーいう時。
直ぐに嫁に電話したのですが、全く繋がらない。
(携帯を店に忘れていた)
店も誰も出ない。(閉店後)
そのうち相手が呼んだ警察が来て事情を…。
犯人ではないんですが「ドキドキ」もの。
普段でも何を言っているのか、自分でもよく判らない私ですから
警察官に質問なんかされると…。
こーいう時、誰も電話に出ないってのは不安ですね。
夏の暑い時期を除き、私はなぜか一日中ネクタイ姿です。
昔、三平師匠(先代)が
『ウデが無いから愛嬌でもってる』
と言ったフレーズ、大好きです。
私も「ウデが無い」のは、重々承知してるつもり。
だからカッコだけでも少し?…。
普段、口が重く
(自分でも)何を言っているかよく解らない私ですが、
実は、喋り出すと1人で何分でもシャベリまくっています。
『うそ?』と思われるでしょうが
「あの」マシンガントークの嫁さんが
「うるさい!しゃべるな!黙れ!」と言うほど。
なんせ「元」立川談志の弟子ですから…。
(ホントだよ)
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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