お友達

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »

2010年7月

2010年7月29日 (木)

電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、みんな…

先日の定休日は

また税理士さんのところに行きました。

詳しい話はとてもブログで書けませんが、正直『涙が出るほど』

キッチリと絞られました。

元来、一人っ子でワガママな私は、「誉められると伸びるタイプ!?」

なので、本当に帰りの車は泣きそうになりながら運転していました。

あーあ「大人」って大変ですね。

無邪気にはしゃぐ昌ちゃんを見ると、感慨深いモノがあります。

「電信柱が高いのも、

郵便ポストが赤いのも、

みんな社長の責任だ。」

先生が引用した一文です。

男は『責任』をおって、初めて「一人前」なんですね…

2010年7月25日 (日)

富士山五合目&「富士正酒造」さん

猛暑が続く22日(木)の定休日は

富士山五合目(富士宮口)へ。

真夏でも涼しくて、しかも「タダ。」(ガソリン代のみ)

私達のような「貧乏人」にはピッタリ!?

お薦めですよ。

その後は富士宮に降りていき、当店と「形態」が似ていて、前から気になっていた

「銀明」さんへ。

店舗内の配置や

ランチメニューなど、勉強になりました。

その後は

「富士正酒造」さん

http://www.fujimasa-sake.com/index.htmへ。

富士宮にはよく行くし、蔵の前の道は何度も通っていたのですが、土地勘の全く悪い私は、初めて伺いました。

しかも以前からのお知合い、Yさんがお勤めしているのですが、

『造ってる時期に来てよ~。いろいろ見せてあげるから。』

そりゃあそうですね。真夏の1番熱い時期に来ても困りますよね。

でも、「げんこつ」という名の本醸造タイプのお酒が、店頭に(気温30度以上!)置いてあったので、正直「大丈夫かな?」と思いながら購入しました。

が、翌日、店で「試飲」してみても、全く品質に問題はありません。

「当たり前」の事かもしれませんが「凄い事」だと思います。

ちゃんと造ってる事の証しです。

なーんて、解ったようなこと言える人物でも無いのですが、

どこか旅行に行った方に、お土産として戴く日本酒の3本に1本位は、(この時期は2本に1本?)ヒネている味がします。

別に「通」ぶる訳でなく、そーいうお酒を「普通の人」が飲んだら、『なんか日本酒って旨くないな…』と、次から飲まなくなってしまいます。

『お前の店の酒もそうだったよ』と言われないようにしないと…。

2010年7月21日 (水)

店造りとは…

オープン前に見せていただいた、「INAHO」さんhttp://www.yakittoria-i.com/の、

何と、トイレの手洗いです。

そう。正に茶の湯の「水屋」ではありませんか。

なんというセンスの良さ。

しかも、ちゃんと下の竹のすのこ(みざら)も、水を流しても水はねしません。

今まで数多く、飲食店のオシャレなトイレは見てきましたが、たいてい使ってみると使いにくく、水はねして服が濡れたり、妙に位置が低くて腰をかがめて使ったりするのが、『ほとんど』でした。

そんな経験もあって、

「デザイナーの設計する店なんてロクなもんが無いな…」なんて、変に「勘違い」してきたのですが…。

そういえば、京都の何処かの有名な料亭か料理屋さんで、やはり同じように「水屋」みたいなお手洗いがあった記憶が…。(たいてい酔っているので思い出せない…)

コレが店の前にある看板です。

当店みたいに、デカデカと文字が書いてある、センスの「かけらも」無い看板と違い(40年前から変わらず…)

いいですね。

真ん中の、赤いフチの黒い長方形は、名刺やカードにいたるまで、共通のイメージロゴ?みたいもので、確か「炭と火」から来ているとか。

カッコいいなあ…。イメージわくなあ…。

でもココまで決めるのには、色々考えたんだろうな…。

行く前から、すでに期待させてくれるお店ってすごいですよね。

しかし、あんまり誉めちぎっても、変ですね。

なんせ、まだお客さんとして、1度も行っていないんですから…。

あ、これが店の「イメージ創り」なのか…。

***

自分の店で、1番気にいってる風景。

夕暮れ時、店内の障子に、西日に照らされ映る影絵。

上手く説明できませんが、こーいう(雰囲気・イメージの)店造りをしたい。

(自分でもよく解らん…?)

2010年7月19日 (月)

期待の「超」新星!INAHOさん

御殿場に新しい料理屋さんがオープンします。

炭と酒  YAKITTORIA さんです。

ある時、岩瀬さんから『池谷さん。東富士農産の社長とお友達ですよね…』

そうなんです。今年、御殿場の地鶏で全国コンテストに出品し、見事日本一を取った東富士農産の社長、Iさんとは高校の同級生。

高校時代は同じ部活で、私が部長、彼は部員。

でも現在は、片や「大会社」の社長。片や…。

とにかくそんな訳で、岩瀬君とYAKITTORIA さんと3人で「東富士農産」に鶏肉の話で伺いました。

でも、彼は昨年11月に当店で行なった« 「白隠正宗」さんと「F1食材」の会①に、奥さんと2人で出席していたのです。

その時の事は今でも鮮明に覚えています。

献立の中で、例の↑御殿場地鶏の「塩ロース」を出したら、『コレはどんな感じで作ったのですか』と質問され、『鶏肉は80℃以上で長く火を通すとパサつくので…』なんて答えたら、『あーコンフィイみたいもんですね。』と言われました。

その時『この人何者?…』と思いました。

最近詳しく知ったのですが、彼は5年間の海外勤務も含め、イタリアンや日本料理の店も経験している、「優れ者」です。

実はその数年前にも?当店に岩瀬君と来て下さって、本当なら沼津の「牧路」さんに、就職をご紹介していたかも…?

とにかく、その彼が自分の店をオープンします。

その直前の先週、オープン数日前の1番忙しい中にも関わらず、「新店舗の道」に苦しんでいる?!私に、2時間以上も付き合って、店内を見せ、いろいろな内輪話をしてくれました。

しかも、その数日後、なんと「開店計画書」なるモノを持ってきてくれました。

見てみてビックリ。開業コンセプトから事業計画書・損益計算書・売上予測・見積書・・・等々、ブログでは言えないモノまで、正に「全て」見せて(しかも預けて)くれました。

こんな「極秘文書」、逆に預かったこちらが保管に気を使う程です。

「赤の他人」の私にココまでしてイイの…。

でも1番羨ましかったのが、彼が言った一言。

『自分の店を持つ事になって、ココまで色々な人と出会えて、本当に幸せです。もしコレで失敗しても何の悔いもありません。』

何と素晴らしい。その顔つき・表情からも、1点の曇りも見えません。

羨ましい。正に久々に?見る

御殿場飲食業界

『期待の超新星!!』

と言い切ってもいいかもしれません。

やっぱり「一時代」若い世代は、何か我々「中年」の世代と違って何か『突き抜けた』感じがありますね。

私みたいにグズグズ悩んだりしてる暇など無いみたい…。

ああ、早くお客さんとして行ってみたい…。

2010年7月15日 (木)

サンサンプラザ開店…。

7月14日。いよいよサンサンプラザが

旧ダイエー御殿場店跡にオープンしました。

元ダイエー御殿場店マニア!?だった我々夫婦は、勿論オープン初日の開店時間9時30分ピッタリに突撃。

当日は嵐のような雨と風だった(御殿場地方だけ?)せいもあるのか、思ったほどの人出ではありませんでした。

ヨメさんなんか、前日にネットでチラシ広告を確認する程の気合の入れようでしたが…。

私としては、色々「多方面から」怒られてしまうといけないので、個人的にはコメントを差し控えたいと思います。

***

なーんて言ってる私とは違い、ヨメさんは怒ってました。

『これのドコが開店セールなの!』

確かに39円の卵と98円の砂糖以外、コレといって安い物は見当たりません。というか、野菜・果物・魚・調味料・その他食品など、高級店「あおき」よりも高いくらい。お酒も「問屋そのまま」の品揃え。

『なぜか』サンサンプラザ「個店」でのセールは全く無かった?感じ。

レジも6台しか稼動していなく、さほど並んでもいません。しかも「本日クレジットカードは使えません」との手書きの張り紙が。

何人かのお客様が「ポイントカード無いの!」と驚いてました。

ああ、3月末のダイエー御殿場店の閉店セールの「大繁盛」がウソのようです。同じお店とは思えません。

『1度しかない』開店セールのチャンスを、有効利用しないなんて。

今の品揃え・値段設定から見て、おそらく、前の店長は1階の生鮮・食料品部門に現段階では携わっていないと思います。

会って話した訳でも何でもありませんが、内心忸怩(じくじ)たるモノがあると思います。

「オレならこうするのに…」?!

しかし、ダイエー時代には「お荷物」的存在だった2階・3階部分は、だいぶ様変わりしました。

特に3階の「ダイソー」はかなり集客力があると思います。

2階も大部分が、変に「コジャレて無く」その辺の「おばちゃん路線」で来たのはイイと思います。

しかし、驚いたのが、その2階の一角にあるお店。

妙に薄暗い照明に、大きなバイクが2台店頭に置いてあります。

ちょっと路面店でも御殿場では見かけない雰囲気。

明らかに、一軒、異彩を放っています。

1番奥の方には7万・8万、いやいや10数万円もするような皮のジャケットがズラリと。

『何なんだこの店…』

そう。この店こそ「前」ダイエー店長の手がけた店です。

正直、御殿場で流行るかどうかは別?として、さすが店長。やってきましたね。

***

とにかく、元ダイエーマニアとしては寂しい限り…。

1階を早く何とかして欲しい…。

って人の店の事言ってる場合では無いですね。

もっと自信をもって…

先日、青森から天然のふぐが入荷しました。

上はトラフグ。下はカラスか?。

先週あたりも新潟からゴマフグが大量に来てました。

フグというと、どうしても「冬」のイメージですが

「夏のフグ」もいいもんですよ。

なんと言っても値段が安い。(2本で○千円!冬の何分の1の値。)

ただし、『明日も欲しい!』と言っても、なかなか入荷しません。

わざと「厚めに」切ってお刺身に。真ん中は「自家製」胡瓜とミニ鮑。(出し方を間違えて逆向きに映ってるか)

粕床に漬けて焼き物に。

昆布締めにして握りに。(右側は鯛)

なんて『珍しく』自分の「未熟な」料理を載せてますが、3枚とも、お客様が撮って(ご自身のブログにも載せて)くれた写真です。

考えてみると、実際の現場では、勿論自分で料理を造ってる訳で、ブログ用に写真を撮る事は、あまりありません。

お客様だって、カウンターで造ってる人が、携帯で「カシャッ」なんて写真撮っていたら、興ざめしてしまいますよね。

でも先日言われました。『もっと自信持って自分の料理の事、ブログで書いた方がいいよ。』『そこそこ?いいモノ持ってるんだから…。』

そうか。私も下手くそながら、20何年も料理造ってるんだから、『まだまだ…』なんて言ってる場合では無いか。

Mさん。ありがとうございました。

2010年7月13日 (火)

昌ちゃんとパパで。

7月10日は昌ちゃんの運動会。

やっぱり若い先生がキレイ…。

あーイカンいかん。(パパの「変態」がバレてまう。)

何しに行ったんだっけ。

そうだ、愛する息子?(甚六の甚六)の応援に行ったんだ。

去年はビリでしたが、今年はリレーで1人抜いて大喜び。

***

また、別の日には2人で、自衛隊富士学校の記念式典に。

模擬演習で、目の前で戦車や大砲がドカンドカンやって、昌ちゃんはビックリ。

と、言うか、我が地元御殿場では、装甲車みたいヤツなら、「ごく普通に」国道なんかをビュンビュン走っています。

でも高校生の頃、夜に御殿場駅前を歩いていたら、突然戦車が「自走!」してきた時には、さすがに驚きました。

2010年7月 9日 (金)

「大人」の男。

先月は

御殿場市の都市計画マスタープラン懇話会。

先日は御殿場駅東地区まちづくり懇話会。

まったく自分から望んだ事ではないのですが、

とても勉強になります。

感心するのは、両方の会の座長であり、当店のすぐ近くの設計士の先生の、会の運び方の上手さ。

必ず出席者「全員の」意見をくまなく聞き、「会としての」「平均的」全体的な意見を「時間内に」キッチリとまとめ、導き出します。

『大人だなぁ~』とシミジミ感心してしまいます。

私が「大人」になるのはいつ…?。

2010年7月 7日 (水)

青春とは…。

今年も半年終わってしまいましたね。

ふと思ったのですが、私の人生も、多分、いや「確実に」半分終わっているのですね。

磯自慢 青春
磯自慢 純米吟醸50 青春」

“純米吟醸50 青春”はサミュエル・ウルマンの同名の詩に感銘を受け、命名された1本。

『青春とは人生のある時期をいうのでは無く、

心の様相を言うのだ』

精神的には、まだ「青春真っ最中」の私ですが(20歳の頃と頭の中と心はほぼ同じ=進歩・成長が無い)

少し前に、この「磯自慢 純米吟醸50 青春」を飲んで、改めて感銘してしまいました。

今さら私「ごとき」が、磯自慢さんがどうのとか、味がどうのとか書く気も無いですが、思わずブログに載せてしまいました。

「安定した」高い資質。「ぶれない」強い意志。「時代」を見据えた見事な設備。

いかん。また解ったような事書いてる…。

だいぶ前に、市内の「ある」料理屋さんに行ったら「磯自慢 純米吟醸50 青春」がありました、ちゃんと『意味判って』出してるのかな~。

ああ、また同業者の事も書いてしまった。

2010年7月 5日 (月)

美味しい日本酒とは?!

少し前の話ですが、先週の定休日は

久しぶりに、箱根塔ノ沢の「瓔珞(ようらく)」さんへ。

相変らずの盛況ぶりで、ご主人も奥様も居られなかったのは「さすが」=余裕がある?!ですね。

なぜこの日、箱根方面に向ったかというと、数日前から高速無料化の実験だかなんだかで、西湘バイバスが無料になったとの話を聞いたから。

確かに無料で、海岸沿いを気持ち良く走りました。ただやはり「田舎者」。道に迷って目標の小田原の●ビンソンまでだいぶ時間がかかってしまいました。

***

こーいう所は、ヨメさんなど、女性には見る処が一杯で、何時間居ても足りないそうですが、男には…。

お肉売り場に行って「前は御殿場の金華豚を売っていたのに(少量)今は全部平田牧場の「純粋金華豚」になってしまったなあ~。」

なんて時間を潰していると、日本酒売り場(1階のいい場所)に行ってビックリ。

ワゴンで『◎乃寒梅・限定・特売!』なんてやってます。

おいおい…。

しかも1本2540円とそんなに「乗っけて」無いのに、殆んど売れていない。

お客さんも、そんなに「バカ」では無いのです。現在これだけの情報が溢れてる中、いまだに「この手の酒」をありがたがって買う人は…。

あ、いや決して「この手の」蔵元さんを「否定」している訳ではありません。むしろその逆、蔵元さんは「被害者」だと思います。

自分の蔵を出る時には、極めて「良質」で「廉価」なお酒を造っているのに、スーパーやコンビニはじめ、「その手の」売り場に並ぶ頃には「とんでもない値段」で、しかも、たいてい常温の場所に置いてあります。

今でも蔵元さんには、『高い金を払ったのに美味くなかった』という苦情が絶えないそうです。

今では「この手の酒」=「その手の」値段と味。という間違ったイメージがついてしまい、逆にかわいそうです。

さらに驚いたのが、隣の県の「大」百貨店にもかかわらず、静岡県のお酒が「ほぼ」1本も置いて無かった事。(確か「若竹」さんの鬼殺しが「1本位」あったかも)

『全国に誇る静岡県の酒』なんて、いくら自慢していても県境から僅かの場所でこんな光景を見ると悲しくなります。

しかも、この日本酒売り場のすぐ隣は、静岡市でも「超」有名な酒屋さんがワインショップを開いています、(日本酒は置いていません)

惜しい…。

本当に美味しいのに…。

2010年7月 3日 (土)

できる男、復活。

記事 『できる男』は違う…で書いた、元ダイエー御殿場店の店長が「復活」しました。

先日、ダイエー時代も含めて、「初めて」当店に来てくれました。

何と、「大企業」ダイエーを辞めて『御殿場で骨を埋める覚悟です。』との事。

ダイエーの後にサンサンプラザが7月14日オープンします。

(只今突貫工事中)

そこで「勝負」するのです。

何しろ総売場面積6,000平方メートル、御殿場最大級の総合ショッピングセンターです。
1階はメインのサンサンクックは勿論、直営のリカーショップ・コーヒーショップや、「クリーニングのS」

2階は300坪の衣料品フロア、3階には家具屋さんや、100円の「ダイソー」も復活。

勿論、ダイエー時代から変わらない建物ですので、設備の老朽化や、駐車場などの諸問題は変わらないでしょうが、私が初めて御殿場のスーパーの店長で「この男できるな…」と思った人です。どのような「店造り」をしてくるのか。本当に楽しみです。

正にお手並み拝見。店長、期待していますよ。

2010年7月 1日 (木)

なんという気遣い…。

先日、あるお得意様にお弁当の注文をいただき、あまり深く考えずに、いつも店で出している(リースの)オシボリも、お付けしたら

洗濯して、乾燥して、しかもキレイに折りたたんで返して下さいました。

ブログの写真を撮る為に動かしたら、少しずれてしまいましたが、返却時はもっと「ピシッ」と揃えてありました。

なんという気遣い。感服です。

このようなお客様には、「次はもっとイイ仕事しなければ…」と強く思います。

恐れいりました。

« 2010年6月 | トップページ | 2010年8月 »