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2010年4月

2010年4月28日 (水)

明日は「白隠正宗」さんの酒の会…

金華豚純粋種、入荷いたしました。

素晴らしい霜降りのロース。は勿論ですが

個人的には、香りと味わい深い肩ロースが1番好きです。

琵琶湖産「天然」稚鮎も入荷。

庭の八重桜も

ツツジも、チューリップも満開でお待ちしております。

入荷中…

「白隠正宗」さんとの酒の会の為に、地元野菜が入っています

須山(裾野市)からは野蒜(のびる)が。

とってまだ数分の筍。ナウシカみたい(トトロだっけ?)

この辺では、裾野市「田場沢」産の筍が、その昔江戸の将軍に献上された程の逸品として、今でも「ブランド」として有名なのですが、(尊敬する浜松の名店、Bさんも『筍は最上の産地が最上の美味しさをもたらす…』と先日ブログ上で書いてました)今回は手配出来なかったので、市内数分・嫁さんの実家の竹林から

掘ってすぐ下茹でに…。産地でなけれ「時間」で勝負?!って訳じゃないですけど…。

2010年4月24日 (土)

試飲ですから…

「白隠正宗」さんとの会に備えて

「試飲」しなければ…


期待の新製品

ツライなあ~( ̄ー ̄)ニヤリ

先日ご注文戴いたお弁当。(上と下の2段弁当)

午前中の注文で、慌て造ったので、苺はバラけてるし、イマイチだな…と同業者の皆さんに言われそう。

包装するとそれなりに?…

2010年4月23日 (金)

店の『雰囲気とは』&横山鶏卵さん

先日、また山梨に行きました。

「白隠正宗」さんとの酒の会も近いので、

前から気になっていた、忍野村の養鶏場へ。

でも、(元)ダイエー御殿場店そばにある、横山鶏卵さんからいつも頂いている方が、モノも良いし、値段もだいぶ違うので、殆んど買わずに帰ってきました。

いつも山梨方面に行くとよらせていただく、嫁の親戚の「権七」さん

は臨時休業と言う事で

富士吉田の「LYON」さんへ。

初めて伺いますが、薄いピンクで上品にまとまった佇まい(外装)を見ただけで、「センス」のよさを感じます。

こういう店は、まず「ハズレ」はありません。食べなくても「一定の水準以上の料理」が出てくるはずです。

なーんて、また評論家みたいに「解ったような事」書くと、『お前の店はどうなんだ!』と言われれば何も言えません。あー早く本当の意味での『自分の店』を…。

予想通り、センスの良い、キッチリとした皿が出てきました。

最近では「ビストロ」や「カジュアル・フレンチ」など、「気軽に」楽しめるレストランが全盛の時代ですが、こちらみたいに、「正統派の」「キッチリとした」料理と雰囲気のお店は大好きです。(ちょっとGパンにTシャツでは行けないような店)

しかし、今さら?ながら、夫婦2人キリで(結婚10年目!)向かい合ってフランス料理を食べるのも、久々で「とても!!」新鮮でした。

「マシンガントーク」が売り物の嫁さんは、『メインの牛ヒレ肉にフォアグラのソテーはのせられるか?』とか生意気な事、言ってましたが、なぜかコースと別に頼んだ、『鴨肉のロースト』は出てきませんでした。(忘れられた?みたい)

食後のコーヒーも、マシンの調子が悪かったみたいで、だいぶ時間がかかった上に、粉が入ってました。

が、店全体の「雰囲気」がいいので、腹が立つ事も無く、「とてもイイ気分で」ランチを過ごす事ができ、『また行こう』という気になりました。

「雰囲気」って大事ですね~。

そんなこんなで、後は嫁さん「お決まり」のお買い物コース。

「HARDOFF」で子供服→「グルメシティ」で輸入食品→「ベアード・パパ」でファンダンショコラ(ケーキ)→大騒ぎ!で御殿場に帰る。

昼間、ロクに卵を買わなかったので、横山鶏卵さんへ。

自分の家のようにくつろぐ昌ちゃん。

以前から気になっていた、これ。ご主人に聞いたら「囲炉裏(いろり)」でいいそうです。

しかし、ここみたいな「土間」や「囲炉裏」があるお店なんて、今や「貴重な存在」ですよね。御殿場でも何軒あるか…。

自分自身はそういう家に住んだ事無いくせに、どこか懐かしく「ホッ」とする感じです。

これもまた『雰囲気』ですよね。お金では買えない「何か」を持っています。

こーいうお店、イイですね…。

逆に、薄暗い間接照明に「妙に」洒落た「つもりの」内装。日本料理店なのに、音楽に「JAZZ」なんて流れていたら、もう『ウンザリ』です。そして料理に「何とかのカルパッチョ風~」なんて来たら……。

夜は昌ちゃんの頭より大きい?大盛り焼飯。

2010年4月21日 (水)

「白隠正宗 生酛純米酒」と「金華豚純粋種」の会

ご案内が間近になってしまいましたが

「白隠正宗生酛の純米酒」と

「金華豚純粋種」の会開きます。

日時は4月29日(木曜・祭)の午後6時より

会費は5250円です。

今回も、静岡県の、いや日本酒業界の次世代を担う若手エース、「白隠正宗」の蔵元・高嶋さんご本人も参加の予定です。

話題の新商品「生酛の純米」はじめ、特別な「隠し酒」を持参の噂も…。

料理の方も、お酒に負けないよう、山崎精肉店さんhttp://kinkaton.co.jp/

金華豚(純粋種)を手配中です。

やっぱり金華豚は、シンプルにしゃぶしゃぶか…?!

連休中だから、魚は少ないかな。桜海老の生は?地鯵もやっと出てきたし…

とにかく頑張りますので、お気軽にお問い合わせ下さい!

2010年4月20日 (火)

参りました…

期待の新製品

先日も紹介した「白隠正宗」さんの新商品

「生酛の純米」先日やっとゆっくり「試飲」できました。

最初は常温で一杯。純米らしい米の丸み。バランスよいボディ。キッチリとしたキレ。「生酛」としては、予想より大人しいタイプだなぁ~。なんて(あい変らず)解ったような事言ってたのが「浅はか」でした。

軽くお燗をしてみてビックリ。

『な、なんじゃあ~

    こりゃぁあ!!!』

全く違う酒に変化、いや見事に「昇華」しました。

甘酒や酒粕、どぶろくを思い出すような強い香りと含み。麹がまだ活きているような味わい。深い広がりのある後口。

『いやー参りました。

       これぞ生酛。

昔の酒造りって、こんな感じだったんだ…。と教えられた気がしました。

「でしょ?…」と高嶋君が、ほくそ笑む顔が浮かんできます。

本当に恐れ入りました。

己の浅はかさと(一回りも年下なのに)高嶋さんの才能と、その表現力の高さ、動きの速さ。何をとってもかないません。

いいなぁー「仕事の出来る男」って。

これは4月29日に予定してる「白隠正宗」さんとの酒の会、「心して」考えないと…。

2010年4月19日 (月)

また京都からの知らせ…

おかげ様で、歓送迎会のご予約で、バタバタしていたら、一通の封書が。

また京都での勉強会のお招きです。

う~ん。土日かあ…。

ナンと、ガッチリ土曜・日曜の日程です。

経営的にも「本当に」厳しいので、土日に堂々と『勉強会だ』なんて言える状況では無いのは、本人が1番解っています。

ただの観光旅行では無いので、行けば10万以上の金が「軽く」飛ぶのも正直キツイです。

前回、無理矢理連れて行ったM君の社長からも

『お前らよー!何だか京都に勉強しに行ったとか言ってたけど、そのあと少しは売上増えたのかよ!どーせ遊びに行ったようなもんだろ~』と言われれば「グウ」の音もでません。

もう20年以上、京都には勉強に伺わせて頂いてますが、と言って「店の売上に結びついたのか」と問われれば、『勿論、行く前より●0%売上が伸びています!』と堂々と言えないのは全くの『事実』です。

でも京都に行った事によって教わった物、学んだ物、得た物は「お金では買えない・表現できない事」でした。

それこそ、「大した仕事もしていなかった」東京で勤めた5年間より、数倍・数十倍もの「価値」があると「断言」できます。

それだけ「京都」は(日本料理にとって)価値ある場所(聖地)だと思います。

と、いくら「解ったような事」言っても現実は現実です。でも、去年の会も本当に「料理に対する考え方が変わるような」価値あるモノでした。

どうしようかな…。

どうする?M君…。

2010年4月18日 (日)

まったく横山…

3月28日高松宮記念でも、横山に何度も勝負しましたが惨敗。

そして先日の皐月賞でも、横山から勝負!しましたがスプリングSのような積極的なレースもせず(4角あたりで一瞬見せ場はあったモノの)完敗。

でもまだまだ諦めませんよ~。

なんと言ってもヘビ年生まれですから。しつこい位諦めません。

なんて言ってたら、皐月賞で勝負した次の週の日曜日、メインの重賞含め、なんと1日5勝!してしまいました。2位の武豊騎手を大きく引き離してリ-ディング首位を独走です。

基本的に牡馬のG1レースしか買わない私は、新聞すら見ていませんでした。しかし、人が勝負した次の週に1日5勝とは…。

2010年4月12日 (月)

期待の新商品

期待の新製品

いつもお世話になっている「白隠正宗」さんhttp://hakuinmasamun.jugem.jp/?eid=437から

人気の「少汲水純米」以来の新商品が発売されました。。

しかも、今期はじめて挑戦した生酛(きもと)造りです。

生酛造りとは、簡単に言うと「昔ながらのお酒の造り方」です。(ちょっと簡単に言い過ぎ?関係者の皆さんスイマセン)

とにかく、最近の酒造りではあまりしない方法なので、以前ご本人に『いろいろと大変ですか?』と聞いたら、『いや~楽しいですよ~』と、明るく答えられたのには、正直ビックリしました。

正に白隠禅師の「動、中、工夫勝静中、百千億倍」(動中の工夫)ではありませんが、この「動き」の速さ・軽さ。そして何と「器」の大きい人間なんでしょう。
きっと僕だったら、慣れない仕事に神経をピリピリさせて、青ざめた顔してると思います。いいなぁー高嶋君。この人間性が「酒質」にも見事に出てますね~。

なんてまた、評論家みたいな事書きそうですが、実は僕はまだ「ちゃんと」味わっていません。先日「酒のいわせ」さんから、買ってきたのですが、その日の「あっ」という間に、お客様に「ヌル燗で」出てしまいました。

ご本人のブログによると『丸みがあって厚みのある味わいに、切れ味も兼ね備えています』との事。

早く「試飲」したいな~。

* * *

実は今、また「白隠正宗」さんとのお酒の会を企画中です。

日程は4月29日(木曜・祭日)の夜、場所は勿論当店です。

まだ繊細は鋭意企画中(遅くなってすいません)なのですが、食材は金華豚(純粋種)を手配中。

お酒の方も前記の新商品

「生もとの純米」はじめ、なんと「鑑評会出品酒」の噂

いかん、いかん。まだ企画の段階ですから。勝手に先走って書くと、高嶋さんや岩瀬さんにご迷惑をかけてしまいます。

が、今回も「白隠正宗」さんのお酒に負けないよう、頑張りますので、皆さんどうぞご期待下さい。

「仮予約」も喜んで受け付けてます。もう、すでに数名の方からお問い合わせが…。

期待の新製品

当日は御殿場でこんな落語会もあります。

なんと偶然、春風亭昇太師匠は高嶋さんの高校の先輩。春風亭柳好師匠は大学の大先輩だそうです。

4月29日の御殿場は熱いですよ…!?

2010年4月 5日 (月)

『泡醤油』

最近『泡醤油』なるモノに、はまっています。

去年京都で教わった『黄身醤油』(「地元のF1食材」 玉子 横山鶏卵さん参照)では玉子の黄身をたくさん使いますが、当然白身もたくさん余ります。

ある日の朝、何となくテレビの「はなまる」を見ていたら、女優の菊川怜さんが、京都の行きつけのお店で、『泡醤油』というモノに感激したと言ってました。

「これは使える!」と思い、試行錯誤の上、

何とか「らしき」モノができました。

元々は、京都の舞妓さんたちが食事する時に、衣装が汚れないように考え出された?なんてエピソードを聞くと、毎年京都に行くほどの「京都ファン」としては、飛びついてしまいます。

去年、京都でお会いした時に「菊の井」の村田さんが、『国籍は調味料にあり』と言っていました。その時は『へぇ~?』なんてあまり考えていませんでしたが、今思うと、とても深いィー意味があると思います。

黄身醤油の時も書きましたが、この泡醤油も、いわゆる「創作料理」とは違う、「地に足の着いた」「チャンとした仕事」で私は大好きです。

でも、一昔前に料理界で大流行した、「エル・ブジ」のフェラン・アドリアさんで有名なエスプーマ(ESPUMA)みたいに、何でもムース状にして(特に日本料理に使って)喜ぶのは嫌いです。

だって御殿場には「天野醤油さん」http://www.s-shoyu.com/amano/index.htmも、あるのですから。

お刺身の手前にある、ウニみたいなのが「泡醤油」です。

2010年4月 3日 (土)

素晴らしい金華豚純粋種

ある日山崎精肉店さんhttp://kinkaton.co.jp/から頂いた、金華豚のロースです。

ちょっと写真が下手ですが、判ります?霜降り状態ですね。素晴らしい肉質です。でも脂は上品で、牛ほどシツコク無いんですね~。もし牛肉でこれほど脂が乗ってると、30歳過ぎの人にはキツイと思います。

さすが地元御殿場が誇る銘品です。でも生産量が少ないので、なかなか当店にも入荷できません。それほど貴重なんです。

2010年4月 2日 (金)

富士宮の長い一日…。

ここ2週程、木曜日にもご予約のお客様がいらしたので、(ありがたい事ですね)4月1日は久々の定休日。

昌ちゃんは、珍しくオバアちゃんと2人で出かけると言ったので、夫婦2人で富士宮に行く事にしました。

まずは「酒舗よこぜき」さんhttp://www.yokozeki.info/へ。

(でもママはキングファミリーに

新しい看板カッコイイですね。横関さんは、いつ行っても勉強になります。できれば1日中、いや、1年中横関さんの倉庫の中に居て、生活したいくらいです。(それじゃ凍死してしまうけど、それも本望かもと思うほど)ほんと、宝くじでも当たったら、倉庫ごと全部買いたい位です。

その後久しぶりに「〇庵」さんhttp://www.fujinokuni.co.jp/cz/maru/maruan.htmに。

本当に不景気で大変なので、久々に伺います。

見事な備前の器に、銘酒と(勿論)美味しい料理。

思えば20年位前、十四代や磯自慢はじめ、「地酒」の素晴らしさを教えてくれたのも、このお店です。

この日は、ご主人と奥様の出会いの頃の事など、「貴重な」お話の数々を聞かせて頂きました。


そう言えば最近、嫁さんお気に入りのお菓子屋さん、ディマンシュマタンさん

http://www.dimanche-matin.com/にも行きました。

いつも「なんてお店なの?」と人に聞かれても、難し過ぎて、全く答えられない「昭和」な私

(失礼ながら)富士宮の山奥にある(でも国道139号からすぐ)お菓子屋さんなのですが、可愛らしいお店に、可愛らしいお菓子。そして可愛らしい「若い」店員さんが迎えてくれます。

お菓子屋さんに限らず、今、流行っている・人気のあるお店は、皆そんな印象がありますね。

夕方位には、牧野酒造さんにも伺いました。

頂いたパンプレットに「静岡県酵母と…富士山の伏流水と蔵元の技で…強いカプロン酸を抑え…」と謳っているのがいいですね。

お話した、ご主人の人間性の良さも伝わってきました。

でも、何より驚いたのが、娘さん(小学校5年生)の素晴らしさ。

車を停めた私達に(雨の中)パタパタと近づいて来て、「すいません。今、直ぐに社長が来ると思いますので、こちらの方から、お入り下さい。」

若いのに良く出来た従業員さんだなー。と思って、よく顔を見たら「こ、こどもなの

中に入っても「今日は、春休み中で、私は留守番です。」「この家は100年位経ってるそうです。」「この大黒柱はケヤキです。」「こないだ御殿場では17cm雪が降ったそうですね。」なんて、スラスラと且つ、嫌みなく、可愛らしく話してくれます。

な、なんていい子なの…。どうしたら、こんないい子に育つんでしょう。

夜8時前位には、すごい霧の中、十里木越えで、何とか御殿場に帰って「横山鶏卵さん」http://gotenba.jp/kaimono/yokoyamakeiran.htmlへ卵を買いに。棚の後ろに昌ちゃんが隠れています。(自分の家かのように走り廻る甚六。↑の子と大違い。

長い一日でした…。

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