お友達

« 「白隠正宗」さんと「F1食材」の会① | トップページ | 「白隠正宗」さんと「F1食材」の会③ »

2009年11月 9日 (月)

「白隠正宗」さんと「F1食材」の会②

今回もお世話になった田代耕一さんの山葵(ワサビ)。

実はこの方こそ「F1」と呼べるほど『凄い』人なんです。

つい先日も4度目の日本一(農林水産大臣賞)を受賞したばかり。

全国の名人128点の中からの1番ですから、『本物』です。

数年前亡くなったお父様も、同じ賞を受賞していて、正に『筋金入り』です。

でも、会ってお話すると、とてもダンディで優しい方で「何でも」教えてくれます。

また、TV番組などで、ご自身のワサビが扱われても、決して「自分だけの」名前が前面に出ない様に、『御殿場わさび』として紹介するように注意しています。本当に「できた」人です。

以前は「お付き合い?」で、農協などに(少し)出したりしていましたが、今はほとんど「直」なので、地元御殿場でも見たことの無い人の方が多いと思います。確かにお値段も「一流」なのですが、縁あって以前から御指導いただいていて、「無理に」葉っぱや茎もわけて貰うので、そちらも有効利用すれば決して「高い」モノとは言えないと思います。

という訳で、今回も、茎と葉も「無理に」わけて戴きましたので、茎は軽く塩をしてから、天野醤油さんの「富士泉」と「甘露」をベースにした醤油漬けに。

「普通」ワサビ漬けと言うと、ワサビ本体よりも、茎や根の方を多く入れたり、粉わさびやカラシ・香辛料などを入れるのが殆んどですが、(粕の方が「妙に」ツーンと辛い)今回は贅沢にも、本体のザク切りと数の子のみの、シンプル且つ「王道」の山海漬けを。

しかも酒粕は「磯自慢」さんの3年物吟醸粕です。なーんて、自慢げに書いてますが、実は「白隠正宗」さんに『あの~酒粕は~』と聞いたら、最近、非常に人気が高く、粕が出来る頃には既に行き先が決まっているそうです。

「小汲み水」も少し加えて調整。

美味しかったかな……。

« 「白隠正宗」さんと「F1食材」の会① | トップページ | 「白隠正宗」さんと「F1食材」の会③ »

日本酒」カテゴリの記事

入荷状況」カテゴリの記事

②しずおか地酒」カテゴリの記事

①地元のF1食材」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「白隠正宗」さんと「F1食材」の会②:

« 「白隠正宗」さんと「F1食材」の会① | トップページ | 「白隠正宗」さんと「F1食材」の会③ »