一隅(いちぐう)を照らすこれ則ち国宝なり
10数年前から「静岡県中小企業家同友会」http://www.doyu-gotemba.jp/
という会の御殿場支部に所属させていただいております。
この会は「経営者の勉強会」の様なもので、本当に「勉強に」なります。
『20歳代から60歳代、150名以上の会員が一体となって、毎月の例会や部会を通して、時には笑顔で、時には熱心に活発な活動をしています。』(支部HPより)
11日は例会の日
この日は「商売繁盛・人生繁盛」をテーマに「こころ元気研究所」の鎌田敏氏の講演でした。
遅れて行ったので(当日は)正直あまりピンと来なかったのですが
(その後また二次会・三次会でベロベロになってしまい…)
次の日なぜか、先生が講演の最後の方で教えてくれた
『径寸(けいすん)十枚これ国宝に非ず、一隅(いちぐう)を照らすこれ則ち国宝なり』
簡単に言うと
「財宝を持っている人が
自分の立場で最善を尽
という、比叡山の開祖最澄上人がのこした教えです。
少し詳しく調べると、昔から中国にあった故事で
二つの国の王様が宝物の話をした。一方の『小さな』国の王が
「わたしの国には直径一寸の宝石で、車の前後それぞれ十二乗を照らすものが十個あります」と言うと、
『大きな』国の王は
「わたしが宝とするのは・・」と、国の大事を任せている、四人の部下と、それぞれが自分のポジションをしっかり守っているから国が磐石であるという功績を紹介し「この四つの宝は、千里をも照らしましょう。車十二乗ぐらいのものでしょうか」と答えたところ、小さな国の王は恥ずかしい思いをして帰ったと言うことです。
この話を最澄上人は引用し、また「一隅を照らすもの千里を照らす」とも言い換え、比叡山はこの一隅を照らす人を育成するために作ったとも。
*
また、鎌田氏は言ってました。
「元気は人からもらい、人に与える」
お客様に「ありがとう」をいただき
「ありがとう」をお客様に…
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