商売とは!
地元信用金庫の経営相談会に呼ばれて…。
約2時間「キッチリと」絞られました。
以前から、すぐ近くの支店のIさんが何かと気にとめてくれて
「新しい店づくりの為に、まず第一歩を」との事で伺いました。
部屋に入ると、経営コンサルタントの先生と支店長が待ち構えて?いました。
何と先生は年下。しかも同じ同友会の他支部の会員。
しかしキレる男は違う。
現在の状況から、将来の構想まで自分なりに述べたのですが…
「新しい店では日本酒も他店との差別化の一つとして…」
「御殿場ではフグを扱う店は少ないので、やはりフグも柱に…」
*
先生はズバズバと指摘していきます。
『酒では利益はでない。滞在時間が長く、在庫によるロスが多い。』
『料理がメインなのか酒がメインなのか』
『本当に御殿場でフグを目当てに来る人はいるのか』
『県外から来る人は、むしろ御殿場と言えば肉や野菜のイメージ。
海産物のイメージは無い。』
『まだ軸がぶれている。もっと自分の中で新しい店の軸を決めろ』
『物はストーリーが無ければ売れない。売れるストーリを描け』
『現状と同じような業種で、店を新しくしても売上は倍増するか』
『同業種の店と比べて仕入の経費がかかり過ぎていないか』
等々…
確かにどれも皆正解で、正に「ぐうの音もでない」って感じです。
結果、「今後半年を目安に数字を改善し、新たな将来図を描く」
との事で終了しましたが、
心の何処かで「なーに俺だってこんなボロイ店で無く、新しい店でいい仕事すれば、客は来る~」
なんて甘い考えをしていたのですね。
やっているのは同じ人間なのに…
昔から「誉めると伸びるタイプ」なので、久々に「グッタリ」してしまいまいした。
身も心も「疲れた」その夜は、またダイエーに行って癒されました。
(現実逃避?)