はまってます。
ツツジにチューリップに桜に牡丹に…と
本当に乱れ咲き状態の狭い「庭?」ですが
もう山椒も立派に新芽を出しています。
今年は夏の鮎寿司や鰻寿司に重宝する
「葉山椒の佃煮」に、はまっています。
家の山椒だけでは足りないので
近所の農協に行って大ザル一杯位程の量を用意します
軸や不要な部分を取り除き(捨てないで木の芽醤油に)
まず酒のみで、じっくりと銅鍋で煮ていきます。
苦労して整理した「山盛り」の葉山椒も
みるみるうちに「えっ!」と思うほどの僅かな量に…
途中から天野醤油さんの「甘露」や「富士泉」を入れ
仕上げに味醂を入れ照りを出します。
なーんて言ってると「いかにも」板前さんの「一流の仕事」みたいですが
御殿場では「その辺の」「普通の」おばさんが「キッチリと」美味しく煮てきます
何十年も前からやっていて、私なんかとは『年季が違う』のです
昔から御殿場では、お母さんが、ヌカ漬や沢庵や梅干は勿論の事、
今の時季は、フキや筍・ワラビやタラの芽くらい、簡単に調理してきます。
年末にはソバや餅を打ち、冬に水菜を漬けて『当然』の世界なのです。
(今の若いお嫁さんは勿論違います…)
だから山椒「ごとき」で偉そうな事は言えません。
本当に「大ザル一杯」が「片手半分」になってしまいます。